リンノナイナーズ（2010年生、母アスペンスノー）

リンノナイナーズ（2010年5月9日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名（馬主名より）＋父名の一部」。毛色は鹿毛。種牡馬のフォーティナイナーズサン（当時9歳）と交配したアスペンスノーが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は惣田英幸。戦績は、中央平地4戦0勝、地方12戦3勝。2012年のウィナーズチャレンジに勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、惣田英幸から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

林和弘厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2012年）

5月23日、デビュー戦は井上俊彦騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は442kg。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では強烈な末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のアラマサシャープに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

6月27日、中4週で迎えた2戦目は、2歳オープンのウィナーズチャレンジ（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で井上俊彦騎手（1戦1勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見所を作れず7着に終わった。

7月12日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、2歳オープンのウィナーズチャレンジ（門別ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で井上俊彦騎手（2戦1勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では一気に末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のゴールドブラザーをクビ差振り切って雨下の激闘を制した。

3歳（2013年）

4月24日、約9か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg戻して迎えた4戦目は、3歳地方重賞の北斗盃（門別ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で井上俊彦騎手（3戦2勝）。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では速い脚を使えず5着に終わった。

6月20日、中7週で迎えた5戦目は、岩橋勇二騎手を鞍上に迎えて、鬼のイチオシ登別ブランド特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚を伸ばせず5着に終わった。

7月3日、中1週で迎えた6戦目は、スウェプトオーヴァーボード賞（門別ダート1200m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩橋勇二騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず4着に敗れた。

7月17日、中1週で迎えた7戦目は、優駿の里安平町アサヒメロン特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩橋勇二騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず7着に敗れた。

8月14日、中3週で迎えた8戦目は、ハンデ戦のグランシャリオナイター5周年特別2（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で岩橋勇二騎手（3戦0勝）。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く7着に終わった。

9月11日、中3週で迎えた9戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、別海町産業祭特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず6着に敗れた。

9月25日、中1週で迎えた10戦目は、阪野学騎手を鞍上に迎えて、北海道YES!clean特別（門別ダート1700m 雨/不良）に出走。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に終わった。

10月8日、中1週で迎えた11戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、スウィフトカレント賞（門別ダート1800m 曇/良）に出走。7頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして、最後は2着のウィローを半馬身振り切って3勝目を獲得した。

10月24日、中1週で迎えた12戦目は、みついし花だより特別（門別ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で桑村真明騎手（1戦1勝）。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず5着に終わった。

12月7日、中5週で迎えた13戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京ダート1900m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が振るわず12着に終わった。

4歳（2014年）

1月12日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた14戦目は、中井裕二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都ダート1900m 曇/稍重）に出走。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり11着に終わった。

2月16日、中4週で迎えた15戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/不良）に出走。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に終わった。

3月22日、中4週で迎えた16戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で柴田大知騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では決め手が足りず11着に終わった。