ゴーユウ（2004年生、母ハワイアンクリーク）

ゴーユウ（2004年2月15日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「豪遊」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のゴーカイ（当時11歳）と交配したハワイアンクリークが11歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道登別市、生産者は（有）登別上水牧場。戦績は、中央平地1戦0勝、地方11戦3勝。主な勝ち鞍は2007年のベストレイン特別。

経歴

デビュー前

波多野健厩舎（船橋）へ入厩。

2歳（2006年）

8月11日、デビュー戦は石崎駿騎手を鞍上に据えて、2歳（船橋ダート1000m 曇/重）に出走。馬体重は479kg。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい4着に終わった。

9月19日、中5週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた2戦目は、佐藤祐樹騎手を鞍上に迎えて、2歳（船橋ダート1500m 晴/重）に出走。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず4着に敗れた。

10月24日、中4週で迎えた3戦目は、2歳（船橋ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤祐樹騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚を伸ばせず4着に終わった。

11月13日、中2週で迎えた4戦目は、2歳（船橋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤祐樹騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線に入ると、前で粘るアルボラーダを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

12月5日、中2週で迎えた5戦目は、2歳（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤祐樹騎手（3戦1勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

3歳（2007年）

1月11日、中4週で迎えた6戦目は、3歳戦のベストステッキ特別（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で佐藤祐樹騎手（4戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦したが、4着に終わった。

2月7日、中3週で迎えた7戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のベストハルター特別（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走し、3着に入った。

3月6日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた8戦目は、3歳戦のベストレイン特別（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で坂井英光騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線では異次元の末脚を弾けさせて、最後は2着のエターナルフラワーを3/4馬身振り切って2勝目をゲットした。

4月8日、中4週で迎えた9戦目は、3歳500万下（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で坂井英光騎手（2戦1勝）。14頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら11番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず11着に終わった。

5月3日、中3週で迎えた10戦目は、3歳S3の東京湾カップ（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤祐樹騎手（5戦1勝）。14頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に終わった。

5月20日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦の牡丹特別（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤祐樹騎手（6戦1勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではしっかりと終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のライデンハニーを半馬身振り切って3勝目を手に入れた。

6月25日、中4週で迎えた12戦目は、ムーンビーチ賞（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤祐樹騎手（7戦2勝）。13頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に敗れた。