ロッシニアーナ（2022年生、母Dos Vinos）

Rossiniana

2022.01.24

ロッシニアーナ（2022年1月24日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬。牡馬。馬名の意味は「曲名」。毛色は青鹿毛。種牡馬のNot This Time（当時8歳）と交配したDos Vinosが2023歳のときに産んだ仔が本馬である。主な勝ち鞍は2025年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

木村哲也厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2024年）

12月7日、デビュー戦はC.ルメール騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は526kg。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったグランドプラージュに詰め切れず、1馬身3/4差の2着に敗北した。

3歳（2025年）

1月26日、中6週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続でC.ルメール騎手（1戦0勝）。15頭立ての圧倒的1番人気に推されて14番ゲートからスタート。端をきる形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のアルデラックスに4馬身の差をつけて未勝利戦を制した。

4月20日、約3か月の間隔を開けて迎えた3戦目は、3歳1勝クラス（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続でC.ルメール騎手（2戦1勝）。15頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を披露したが、4着に終わった。

6月7日、中6週で迎えた4戦目は、3歳以上1勝クラス（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続でC.ルメール騎手（3戦1勝）。15頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、息長く末脚を伸ばして、最後は2着のサトノシャムロックに1馬身3/4の差をつけて断然人気に応えた。

9月15日、約3か月半の休み明けで迎えた5戦目は、3歳以上2勝クラスの鋸山特別（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続でC.ルメール騎手（4戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では物凄い伸び脚で急追したが、勝ったリアライズカミオンに詰め切れず、7馬身差の2着に敗北した。

11月2日、中6週で迎えた6戦目は、3歳以上2勝クラスの清里特別（東京ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続でC.ルメール騎手（5戦2勝）。13頭立ての1番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では豪快に終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のテーオーライマンを3/4馬身振り切ってファンの支持に応えた。