フルコスト（2015年生、母ルッキングアップ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、へいはた牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、へいはた牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、福田光博によって151.2万円で落札された。

的場均厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2017年）

9月18日、デビュー戦は的場勇人騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1200m 外回り晴/稍重）に出走。馬体重は418kg。16頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり4位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず7着に終わった。

10月21日、中4週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（東京芝1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で的場勇人騎手（1戦0勝）。13頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず11着に終わった。

11月19日、中3週で迎えた3戦目は、川須栄彦騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に終わった。

12月16日、中3週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（中京芝1400m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で川須栄彦騎手（1戦0勝）。18頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい7着に終わった。

3歳（2018年）

1月28日、中5週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた5戦目は、3歳未勝利（東京芝1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は的場勇人騎手（2戦0勝）。16頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では切れ味のいい末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

2月18日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場勇人騎手（3戦0勝）。16頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず10着に敗れた。

4月1日、中5週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で的場勇人騎手（4戦0勝）。16頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場なく7着に敗れた。

5月5日、中4週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた8戦目は、3歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で的場勇人騎手（5戦0勝）。18頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、18番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを16番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず15着に敗れた。

7月1日、中7週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で的場勇人騎手（6戦0勝）。16頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では切れる脚を使えず12着に終わった。

8月5日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた10戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。14頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず14着に終わった。

12月11日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から31kg戻して迎えた11戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1500m 雨/良）に出走。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではグングンと終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のチムニースイーパーを3/4馬身振り切って待望の初白星を挙げた。

4歳（2019年）

1月16日、中4週で迎えた12戦目は、世界をリード!高精度硬さ基準片カップ（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に差を詰めて、最後は2着のイーストスパークルを3/4馬身振り切って2勝目を手に入れた。

2月19日、中4週で迎えた13戦目は、一般C2四五（船橋ダート1500m 小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で山崎誠士騎手（2戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず5着に敗れた。

3月12日、中2週で迎えた14戦目は、一般C2二三（船橋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で山崎誠士騎手（3戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では一際目立つ伸び脚で猛進したが、伸びてきたクインズダルビー決め手に屈してアタマ差の2着に甘んじた。

4月15日、中4週で迎えた15戦目は、三番瀬特別（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で山崎誠士騎手（4戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が残っておらず5着に敗れた。

5月6日、中2週で迎えた16戦目は、安藤勝己さん・鈴木淑子さん来場記念（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で山崎誠士騎手（5戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、少し速いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや鈍り、4着に終わった。

5月27日、中2週で迎えた17戦目は、行田市制施行70周年記念賞（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で山崎誠士騎手（6戦2勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びを欠き9着に敗れた。