ゴールデンシーサー（1993年生、母ソナチネ）

ゴールデンシーサー（1993年2月14日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のストームオンザルース（当時10歳）と交配したソナチネが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）まるとみ冨岡牧場。戦績は、中央平地19戦1勝2着1回、地方21戦2勝2着4回。主な勝ち鞍は1996年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

佐藤征助厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1996年）

2月3日、デビュー戦は田中勝春騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（東京ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は518kg。14頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見所を作れず8着に敗れた。

2月19日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬（東京芝1800m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で田中勝春騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場なく9着に終わった。

3月3日、中1週で迎えた3戦目は、佐藤哲三騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。14頭立ての8番人気で大外14番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に終わった。

3月17日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上は田中勝春騎手（2戦0勝）。14頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい10着に終わった。

4月13日、中3週で迎えた5戦目は、大崎昭一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。逃げる形となり、極端なハイペースでレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切り、3着に入った。

5月3日、中2週で迎えた6戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京ダート1400m 晴/不良）に出走。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、少々速いペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を弾けさせて、最後は2着のイェンマルクに1馬身1/4の差をつけて初勝利を挙げた。

6月8日、中4週で迎えた7戦目は、4歳500万下の桐花賞（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は田中勝春騎手（3戦0勝）。14頭立ての12番人気で大外14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が衰えて13着に終わった。

6月15日、連闘で迎えた8戦目は、4歳500万下のアマリリス賞（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は柴田善臣騎手（1戦1勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

12月8日、約6か月の休み明けで迎えた9戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は佐藤哲三騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい10着に終わった。

12月22日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は大崎昭一騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚が止まってしまい11着に敗れた。

4歳（1997年）

1月15日、中2週で迎えた11戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は柴田善臣騎手（2戦1勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は失速してしまい7着に終わった。

2月9日、中3週で迎えた12戦目は、河北通騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。14頭立ての6番人気で大外14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。直線では詰めが甘くなり、4着に終わった。

2月23日、中1週で迎えた13戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は田中勝春騎手（4戦0勝）。15頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい10着に敗れた。

3月16日、中2週で迎えた14戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1200m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で田中勝春騎手（5戦0勝）。14頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。先手を取り、忙しいペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではやや伸びを欠き、5着に終わった。

4月6日、中2週で迎えた15戦目は、水野貴広騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中山ダート1200m 雨/不良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では余力が残っておらず14着に敗れた。

11月16日、約7か月半の休養明けで迎えた16戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京ダート1600m 曇/良）に出走。15頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、平均ペースで馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はタレてしまい15着に終わった。

11月30日、中1週で迎えた17戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1200m 曇/重）に出走。16頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。果敢に端をきり、息の入らないペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり11着に終わった。

5歳（1998年）

1月11日、中5週で迎えた18戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は田中勝春騎手（6戦0勝）。16頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は勢いを失って8着に終わった。

2月14日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた19戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（東京ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では卓抜な伸びを見せたが、勝ったチーターにねじ伏せられてクビ差の2着に惜敗した。

7月29日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走からさらに12kg減らして迎えた20戦目は、向山牧騎手を鞍上に迎えて、笠堀特別（三条ダート1700m 雨/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。8着に敗れた。

8月18日、中2週で迎えた21戦目は、守門特別（三条ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で向山牧騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月16日、中3週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた22戦目は、五頭連峰特別（新潟(地)ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で向山牧騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。11着に敗れた。

9月26日、中0週で迎えた23戦目は、山田信大騎手を鞍上に迎えて、朝日岳特別（新潟(地)ダート1700m 曇/稍重）に出走。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。10着に終わった。

10月10日、中1週で迎えた24戦目は、錦秋特別（新潟(地)ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山田信大騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。10着に終わった。

10月25日、中1週で迎えた25戦目は、阿部正義騎手を鞍上に迎えて、深秋特別（新潟(地)ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。11着に終わった。

11月24日、中3週で迎えた26戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、一般C2ロ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のスタミナでしぶとく走り抜いたが、コーリンマジンガーに3/4馬身交わされて2着となった。

12月17日、中2週で迎えた27戦目は、一般C1 C2（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見所を作れず6着に敗れた。

12月30日、中1週で迎えた28戦目は、一般C2ハ（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で川原正一騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では決め手に欠いて4着に敗れた。

6歳（1999年）

1月12日、中1週で迎えた29戦目は、一般C2ニ（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で川原正一騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい10着に敗れた。

1月27日、中1週で迎えた30戦目は、一般C2ホ（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で川原正一騎手（4戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のイチコウタケハヤに4馬身の差をつけて久しぶりに美酒を浴びた。

2月7日、中1週で迎えた31戦目は、和田高明騎手を鞍上に迎えて、一般C2イ（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に終わった。

2月25日、中2週で迎えた32戦目は、一般C2ロ（笠松ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は川原正一騎手（5戦1勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚勢が悪くなり9着に敗れた。

3月12日、中1週で迎えた33戦目は、一般C2ニ（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（6戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では根気強くタフに走り抜いたが、勝ったトミケンアトムに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

4月6日、中3週で迎えた34戦目は、安藤光彰騎手を鞍上に迎えて、一般C2ハ（笠松ダート1400m 雨/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず4着に沈んだ。

6月13日、中9週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた35戦目は、中越豊光騎手を鞍上に迎えて、一般C4-4（高知ダート1300m 曇/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のエイシンアンサーに1馬身の差をつけて3勝目をマークした。

6月28日、中1週で迎えた36戦目は、一般C4-1（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で中越豊光騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月25日、中3週で迎えた37戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、一般C4-1（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

8月15日、中2週で迎えた38戦目は、一般C4-2（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は中越豊光騎手（2戦1勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったケンランゴウカからクビ差の2着となった。

8月23日、連闘で迎えた39戦目は、一般C4-1（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で中越豊光騎手（3戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったテリーナイトからクビ差の2着に甘んじた。

9月5日、中1週で迎えた40戦目は、一般C4-1（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で中越豊光騎手（4戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。10着に敗れた。