アンコーナ（2021年生、母フェレッティ）

Ancona

2021.06.01

アンコーナ（2021年6月1日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「有名な造船所があるイタリアの港湾都市名」。毛色は鹿毛。種牡馬のリアルスティール（当時9歳）と交配したフェレッティが5歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は千代田牧場。

経歴

デビュー前

菊川正達厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2023年）

11月18日、デビュー戦は田辺裕信騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（東京芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は448kg。14頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では末脚が続かず、4着に終わった。

12月16日、中3週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（中山芝1600m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田辺裕信騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に敗れた。

3歳（2024年）

2月25日、中9週で迎えた3戦目は、丸山元気騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、やや速いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ7着に沈んだ。