ウエスタングレー（2002年生、母ウエスタンチドリ）

ウエスタングレー（2002年4月17日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋芦毛（毛色より）」。毛色は芦毛。種牡馬のメジロブライト（当時8歳）と交配したウエスタンチドリが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）北西牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方37戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2006年の一般C3。

経歴

デビュー前

二本柳俊一厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2005年）

9月3日、デビュー戦は二本柳壮騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は448kg。18頭立ての16番人気で大外18番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、馬場の外目を回って10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。最後はバテてしまい17着に終わった。

9月17日、中1週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で二本柳壮騎手（1戦0勝）。15頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。最後は減速してしまい15着に終わった。

10月1日、中1週で迎えた3戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝1800m 曇/良）に出走。14頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚がパッとせず11着に終わった。

10月24日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた4戦目は、島崎和也騎手を鞍上に迎えて、正樹・利江結婚6周年記念（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず9着に終わった。

11月8日、中1週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた5戦目は、頑張る笠松競馬を応援する賞（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で島崎和也騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るアヴリルラヴを上がり0位の末脚で半馬身差し切って初勝利を挙げた。

11月14日、連闘で迎えた6戦目は、一般C18（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で島崎和也騎手（2戦1勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず7着に終わった。

11月23日、連闘で迎えた7戦目は、大原浩司騎手を鞍上に迎えて、JA岐阜南杯（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず10着に終わった。

4歳（2006年）

2月20日、約3か月の間隔を開けて迎えた8戦目は、一般C20（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は島崎和也騎手（3戦1勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に敗れた。

3月6日、中1週で迎えた9戦目は、一般C23（笠松ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で島崎和也騎手（4戦1勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず5着に敗れた。

3月15日、連闘で迎えた10戦目は、藤原幹生騎手を鞍上に迎えて、一般C21（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず7着に終わった。

4月3日、中2週で迎えた11戦目は、一般C18（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は島崎和也騎手（5戦1勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に敗れた。

4月10日、連闘で迎えた12戦目は、一般C21（名古屋ダート1600m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で島崎和也騎手（6戦1勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に終わった。

4月24日、中1週で迎えた13戦目は、一般C17（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で島崎和也騎手（7戦1勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では全く伸びず8着に終わった。

5月1日、連闘で迎えた14戦目は、牝馬限定の一般C20（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で島崎和也騎手（8戦1勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず5着に終わった。

5月16日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた15戦目は、一般C20（笠松ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で島崎和也騎手（9戦1勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず8着に終わった。

5月22日、連闘で馬体重を前走から10kg絞って迎えた16戦目は、牝馬限定の一般C22（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で島崎和也騎手（10戦1勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず6着に終わった。

5月30日、連闘で迎えた17戦目は、筒井勇介騎手を鞍上に迎えて、ヤングジョッキー（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に終わった。

6月12日、中1週で迎えた18戦目は、日左連青年部定期総会記念（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は島崎和也騎手（11戦1勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

7月4日、中2週で迎えた19戦目は、一般C13（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は大原浩司騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず6着に終わった。

7月22日、中2週で迎えた20戦目は、菅原雅文騎手を鞍上に迎えて、一般C3（盛岡ダート1200m 小雨/不良）に出走。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に敗れた。

7月29日、連闘で迎えた21戦目は、一般C3（盛岡ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原雅文騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は一杯になって6着に終わった。

8月5日、連闘で迎えた22戦目は、一般C3（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原雅文騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる恰好となり、でレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

8月13日、連闘で迎えた23戦目は、一般C3（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で菅原雅文騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。

8月19日、連闘で迎えた24戦目は、一般C3（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で菅原雅文騎手（4戦0勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚に勢いがなく4着に終わった。

8月26日、連闘で迎えた25戦目は、一般C3（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で菅原雅文騎手（5戦0勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、最後はセブンキングと並んで3着同着となった。

9月2日、連闘で迎えた26戦目は、一般C3（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で菅原雅文騎手（6戦0勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に敗れた。

9月9日、連闘で迎えた27戦目は、沢田盛夫利騎手を鞍上に迎えて、一般C3（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のマイネルサターンに2馬身半の差をつけて2勝目をマークした。

9月16日、連闘で迎えた28戦目は、板垣吉則騎手を鞍上に迎えて、一般C3（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したツルガオカジョイを捕まえ切れず、3馬身差の2着に敗北した。

9月23日、連闘で迎えた29戦目は、一般C3（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は菅原雅文騎手（7戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず8着に敗れた。

10月2日、連闘で迎えた30戦目は、一般C3（盛岡ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で菅原雅文騎手（8戦0勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず8着に終わった。

10月8日、連闘で迎えた31戦目は、松島慧騎手を鞍上に迎えて、一般C3（盛岡ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが劣勢になり5着に終わった。

10月22日、中1週で迎えた32戦目は、尾島徹騎手を鞍上に迎えて、一般C3（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に敗れた。

10月29日、連闘で迎えた33戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、一般C3（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず5着に終わった。

11月4日、連闘で迎えた34戦目は、一般C3（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は菅原雅文騎手（9戦0勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に敗れた。

11月13日、連闘で迎えた35戦目は、一般C3（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は高松亮騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず9着に終わった。

11月27日、中1週で迎えた36戦目は、阿部英俊騎手を鞍上に迎えて、一般C3（水沢ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に終わった。

12月4日、連闘で迎えた37戦目は、一般C3（水沢ダート1400m 雪/不良）に出走。鞍上は高松亮騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず10着に終わった。

12月18日、中1週で迎えた38戦目は、一般C3（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は菅原雅文騎手（10戦0勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず10着に終わった。

12月29日、中1週で迎えた39戦目は、一般C3（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原雅文騎手（11戦0勝）。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず11着に終わった。

5歳（2007年）

1月6日、連闘で迎えた40戦目は、一般C3（水沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原雅文騎手（12戦0勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず9着に終わった。