モズシャティン（2014年生、母ワードパワー）

モズシャティン（2014年2月19日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋香港の競馬場の名前」。毛色は鹿毛。種牡馬のキングズベスト（当時17歳）と交配したワードパワーが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（株）タイヘイ牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方20戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

1歳のとき、タイヘイ牧場から「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場され、キャピタル・システムによって972万円で落札された。

牧田和弥厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2017年）

2月25日、デビュー戦は岩田康誠騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神ダート1200m 晴/重）に出走。馬体重は454kg。16頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず8着に敗れた。

4月30日、中8週で迎えた2戦目は、川須栄彦騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後はガス欠状態になり15着に終わった。

6月17日、中6週で迎えた3戦目は、国分恭介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館ダート1000m 晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では全く伸びず10着に終わった。

8月13日、中7週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた4戦目は、木幡初也騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（札幌芝1200m 曇/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びを欠き8着に終わった。

9月2日、中2週で迎えた5戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、岩手ブロック協議会会長賞（水沢ダート1300m 小雨/稍重）に出走。6頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが劣勢になり4着に敗れた。

9月16日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、一般C2十三（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味のガッツで最後まで奮闘したが、コメンテーターにクビ差交わされて2着に甘んじた。

9月23日、連闘で迎えた7戦目は、一般C2十四（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（1戦0勝）。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい3着に敗れた。

10月7日、中1週で迎えた8戦目は、一般C2十四（盛岡ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で村上忍騎手（2戦0勝）。7頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて5着に敗れた。

10月14日、連闘で迎えた9戦目は、一般C2十二（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で村上忍騎手（3戦0勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に終わった。

10月21日、連闘で迎えた10戦目は、一般C2十一（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で村上忍騎手（4戦0勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は減速してしまい5着に敗れた。

11月11日、中2週で迎えた11戦目は、一般C2十三（水沢ダート1300m 小雨/良）に出走。鞍上は6戦連続で村上忍騎手（5戦0勝）。6頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚にキレが無く3着に敗れた。

11月18日、連闘で迎えた12戦目は、一般C2十一（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で村上忍騎手（6戦0勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではいいところがなく8着に終わった。

11月25日、連闘で迎えた13戦目は、小林凌騎手を鞍上に迎えて、一般C2十三（水沢ダート1300m 小雪/不良）に出走。7頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に終わった。

12月2日、連闘で迎えた14戦目は、菅原俊吏騎手を鞍上に迎えて、一般C2十三（水沢ダート1300m 曇/重）に出走。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に終わった。

12月9日、連闘で迎えた15戦目は、一般C2十四（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で菅原俊吏騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に終わった。

12月16日、連闘で迎えた16戦目は、一般C2十五（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原俊吏騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。

12月23日、連闘で迎えた17戦目は、一般C2十九（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で菅原俊吏騎手（3戦0勝）。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が残っておらず3着に敗れた。

4歳（2018年）

1月2日、中0週で迎えた18戦目は、一般C2二十（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で菅原俊吏騎手（4戦0勝）。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚色が悪くなり4着に敗れた。

3月22日、約2か月半の間隔を開けて迎えた19戦目は、一般C2十四（水沢ダート1300m 雨/稍重）に出走。鞍上は小林凌騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に終わった。

4月1日、中0週で迎えた20戦目は、一般C2十三（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林凌騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に終わった。

4月7日、連闘で迎えた21戦目は、一般C2十四（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で小林凌騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では全く伸びず8着に終わった。

4月14日、連闘で迎えた22戦目は、一般C2十五（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で小林凌騎手（4戦0勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は勢いを失って9着に終わった。

4月21日、連闘で迎えた23戦目は、一般C2十五（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で小林凌騎手（5戦0勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に終わった。

4月28日、連闘で迎えた24戦目は、一般C2十七（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で小林凌騎手（6戦0勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚が上がってしまい9着に終わった。