ハシレボス（2003年生、母シンセイグルーヴ）

ハシレボス（2003年2月11日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「走れ＋父名の一部」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のアドマイヤボス（当時6歳）と交配したシンセイグルーヴが7歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）新生ファーム。戦績は、中央平地2戦0勝、地方13戦1勝。主な勝ち鞍は2005年の2歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、新生ファームから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、石川県馬主協会によって525万円で落札された。

鷹尾雄治厩舎（金沢）へ入厩。

2歳（2005年）

10月3日、デビュー戦は徳留康豊騎手を鞍上に据えて、2歳（金沢ダート900m 晴/良）に出走。馬体重は477kg。7頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のキザキノサポートに8馬身の差をつけて初白星を挙げた。

10月23日、中2週で迎えた2戦目は、2歳（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で徳留康豊騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月19日、中3週で迎えた3戦目は、2歳500万下のもちの木賞（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で徳留康豊騎手（2戦1勝）。11頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい9着に終わった。

12月30日、中5週で迎えた4戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の高賀の森水杯（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場なく5着に終わった。

3歳（2006年）

3月10日、中9週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた5戦目は、安藤光彰騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 雨/稍重）に出走。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず5着に終わった。

3月26日、中1週で迎えた6戦目は、3歳500万下（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で安藤光彰騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では余力が残っておらず8着に終わった。

4月5日、中0週で迎えた7戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で安藤光彰騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に終わった。

5月30日、中7週で迎えた8戦目は、川島洋人騎手を鞍上に迎えて、新川特別（札幌(地)ダート1700m 雨/稍重）に出走。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。最後は脚勢が鈍り6着に敗れた。

6月14日、中1週で迎えた9戦目は、日本軽種馬協会特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川島洋人騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきり、で一団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では脚が上がってしまい8着に終わった。

6月27日、中1週で迎えた10戦目は、様似アポイ特別（札幌(地)ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で川島洋人騎手（2戦0勝）。13頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に敗れた。

7月31日、中4週で迎えた11戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず4着に終わった。

8月14日、中1週で迎えた12戦目は、3歳（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は失速してしまい11着に敗れた。

8月28日、中1週で迎えた13戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

9月25日、中3週で迎えた14戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井英光騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では見せ場を作れず11着に終わった。

4歳（2007年）

1月19日、約4か月の休養明けで迎えた15戦目は、水野貴史騎手を鞍上に迎えて、一般C2-13 14 15（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ恰好となり、ゆったりとしたペースで馬群を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場なく10着に敗れた。