ピコテンダー（2022年生、母Lightstream）

Piko Tender

2022.10.18

ピコテンダー（2022年10月18日）は、オーストラリアで生まれ、日本で調教された競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+ピンクダイヤモンドのテンダーコレクションより」。毛色は鹿毛。種牡馬のJustify（当時7歳）と交配したLightstreamが2023歳のときに産んだ仔が本馬である。主な勝ち鞍は2025年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

上原佑紀厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2025年）

2月23日、デビュー戦はR.R.キング騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は476kg。16頭立ての4番人気に推されて10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では印象的な伸び脚で急追したが、抜け出したプライベートアイズにアタマ差届かず2着に惜敗した。

3月16日、中2週で迎えた2戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 雨/不良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて15番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、目の覚めるような末脚を爆発させて、最後は2着のガストフロントに2馬身の差をつけて未勝利戦を制した。

7月6日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、石川裕紀人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（福島ダート1150m 晴/良）に牝馬ながら52kgの斤量を背負って出走。15頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げる形となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、シュヴァルボヌールに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

7月19日、中1週で迎えた4戦目は、3歳以上1勝クラス（福島ダート1150m 晴/良）に牝馬ながら52kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で石川裕紀人騎手（1戦0勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦したが、3着に終わった。

8月17日、中3週で迎えた5戦目は、荻野極騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（新潟ダート1200m 晴/良）に牝馬ながら53kgの斤量を背負って出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では物凄い伸び脚で驀進したが、伸びてきたマーズオデッセイ決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

10月4日、中6週で迎えた6戦目は、3歳以上1勝クラス（東京ダート1400m 曇/良）に牝馬ながら53kgの斤量を背負って出走。鞍上は戸崎圭太騎手（1戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではスパッと切れる脚で猛進したが、伸びてきたゲキザル決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

10月19日、中1週で迎えた7戦目は、3歳以上1勝クラスの3歳以上1勝クラス（東京ダート1400m 曇/良）に牝馬ながら53kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（2戦1勝）。15頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に敗れた。

12月6日、中6週で迎えた8戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中山ダート1200m 曇/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。16頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では逸出した伸びを見せたが、伸びてきたタイセイピューマ決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。