テイエムタマゲタ（2008年生、母テイエムベッピン）

テイエムタマゲタ（2008年2月22日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋びっくりした」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のテイエムサンデー（当時12歳）と交配したテイエムベッピンが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は鹿児島県、生産者は日高テイエム牧場（株）。戦績は、中央平地5戦0勝、地方17戦4勝2着3回。主な勝ち鞍は2011年の一般C4。

経歴

デビュー前

福島信晴厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2010年）

7月31日、デビュー戦は安藤光彰騎手を鞍上に据えて、2歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は468kg。18頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、18番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを16番手で通過。直線では上がり4位の末脚を見せたが上位には食い込めず12着に敗れた。

8月14日、中1週で迎えた2戦目は、赤木高太郎騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には届かず6着に敗れた。

8月28日、中1週で迎えた3戦目は、2歳オープンのひまわり賞（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で赤木高太郎騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず6着に敗れた。

12月25日、約4か月の休養明けで迎えた4戦目は、2歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は安藤光彰騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では見所を作れず16着に終わった。

3歳（2011年）

1月25日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、尾島徹騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の名古屋チャレンジカップオレンジ賞（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

4月3日、中9週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた6戦目は、森一馬騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。15頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線では切れる脚を使えず11着に終わった。

5月11日、中4週で迎えた7戦目は、3歳戦の若鮎賞（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は尾島徹騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では強靭な末脚を発揮したが、3着に終わった。

6月15日、中4週で迎えた8戦目は、3歳戦のあやめ賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で尾島徹騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には食い込めず4着に敗れた。

7月29日、中5週で迎えた9戦目は、村島俊策騎手を鞍上に迎えて、一般C17（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったジョールーチェから1馬身差の2着に敗北した。

8月11日、中1週で迎えた10戦目は、一般C12（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村島俊策騎手（1戦0勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月19日、連闘で迎えた11戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、一般C13（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。6頭立ての2番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のテイエムララバイに1馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

8月26日、連闘で迎えた12戦目は、せみしぐれ特選（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は村島俊策騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月8日、中1週で迎えた13戦目は、一般C9（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山口勲騎手（1戦1勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったライトクウィーンからクビ差の2着となった。

9月16日、連闘で迎えた14戦目は、仲秋特選（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（2戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月30日、中1週で迎えた15戦目は、一般C8（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山口勲騎手（3戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のクンチャンに2馬身半の差をつけて単勝一倍台の期待に応えた。

10月7日、連闘で迎えた16戦目は、野原八幡宮大祭特選（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は村島俊策騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後はアミフジエンブレムと並んで2着同着となった。

10月21日、中1週で迎えた17戦目は、直哉&駿哉・親子荒尾旅記念（荒尾ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は山口勲騎手（4戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月4日、中1週で迎えた18戦目は、林陽介騎手を鞍上に迎えて、一般C7（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のポルテボヌールに半馬身の差をつけて優勝

11月10日、連闘で迎えた19戦目は、一般C4（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は山口勲騎手（5戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のテイエムリニアに1馬身の差をつけて4勝目を獲得した。

11月25日、中1週で迎えた20戦目は、宮平鷹志騎手を鞍上に迎えて、一明・和歌子40ラブ賞（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月1日、連闘で迎えた21戦目は、頑張れオールターゲット賞（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は山口勲騎手（6戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月16日、中1週で迎えた22戦目は、（有）旭製作所杯（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は村島俊策騎手（4戦0勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。