キャクタス（2015年生、母リリーローズ）

Cactus

2015.03.25

キャクタス（2015年3月25日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「サボテン」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のリーチザクラウン（当時9歳）と交配したリリーローズが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は谷藤 弘美。戦績は、中央平地6戦1勝2着1回、地方2戦0勝。主な勝ち鞍は2017年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

1歳のとき、谷藤弘美から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、ケイアイファームによって280.8万円で落札された。

栗田徹厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2017年）

8月27日、デビュー戦は野中悠太郎騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は448kg。17頭立ての12番人気で16番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始3番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走し、6着を確保した。

9月16日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（中山芝1200m 外回り 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で野中悠太郎騎手（1戦0勝）。15頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一際目立つ伸び脚で猛進したが、伸びてきたディアジラソル決め手に屈してクビ差の2着となった。

9月30日、中1週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（中山芝1200m 外回り 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で野中悠太郎騎手（2戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の粘り腰で末脚を持続させて、最後は2着のベルウッドキングに1馬身1/4の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

11月18日、中6週で迎えた4戦目は、2歳500万下（東京芝1400m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で野中悠太郎騎手（3戦1勝）。13頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は脚色が鈍り12着に終わった。

12月10日、中2週で迎えた5戦目は、2歳500万下の黒松賞（中山芝1200m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で野中悠太郎騎手（4戦1勝）。15頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では最後まで息が続かず12着に敗れた。

3歳（2018年）

2月3日、中7週で迎えた6戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳500万下の春菜賞（東京芝1400m 曇/稍重）に出走。15頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。最後はバタバタになってしまい15着に終わった。

3月21日、中6週で迎えた7戦目は、山本政聡騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の春の錦賞（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

4月1日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた8戦目は、牝馬限定3歳M2のあやめ賞（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本政聡騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず4着に敗れた。