シーリバティー（2006年生、母ヒドンプロミス）

シーリバティー（2006年3月15日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋自由」。毛色は栗毛。種牡馬のコロナドズクエスト（当時11歳）と交配したヒドンプロミスが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）日西牧場。戦績は、地方9戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は2010年の一般C20。

経歴

デビュー前

斉藤弘光厩舎（名古屋）へ入厩。

3歳（2009年）

12月21日、デビュー戦は友森翔太郎騎手を鞍上に据えて、soul 2 soul10周年記念（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は521kg。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではキレのいい末脚を披露したが、3着に終わった。

4歳（2010年）

1月25日、中4週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた2戦目は、持原大志騎手を鞍上に迎えて、一般C27（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走したが、3着に終わった。

2月1日、連闘で迎えた3戦目は、柴田直樹騎手を鞍上に迎えて、一般C27（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で追い上げたが、抜け出したフリークジュニアに半馬身届かず2着に敗北した。

2月15日、中1週で迎えた4戦目は、一般C23（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田直樹騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには加われず4着に敗れた。

2月28日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた5戦目は、まねき馬倶楽部in名古屋競馬場（名古屋ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で柴田直樹騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のメイショウケイセイに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

3月16日、中1週で迎えた6戦目は、一般C20（名古屋ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で柴田直樹騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るファンタジーグレーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は5馬身の差をつけて1番人気に応えた。

4月14日、中3週で迎えた7戦目は、一般C13（名古屋ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で柴田直樹騎手（4戦2勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では自慢の末脚を爆発させてあっさりと抜け出し、最後は2着のゴーイングマイウエに3馬身の差をつけて断然人気に応えた。

5歳（2011年）

4月11日、約12か月の休み明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた8戦目は、優騎くん3歳のお誕生日記念（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で柴田直樹騎手（5戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、スズカアイリスに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

4月18日、連闘で馬体重を前走から6kg絞って迎えた9戦目は、一般C22（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で柴田直樹騎手（6戦3勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。競走中止となった。