クールローレライ（2004年生、母クールデロジュ）

クールローレライ（2004年5月4日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋妖精名」。毛色は鹿毛。種牡馬のキングオブキングス（当時9歳）と交配したクールデロジュが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は竹中哲。戦績は、中央平地4戦0勝、地方20戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2007年の3歳F2二。

経歴

デビュー前

蛯名信広厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2006年）

8月26日、デビュー戦は田面木博公騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は442kg。18頭立ての16番人気で10番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず11着に終わった。

9月10日、中1週で迎えた2戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田面木博公騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始9番手を追走。最後は脚勢が衰えて15着に終わった。

12月24日、約3か月半の休み明けで迎えた3戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で田面木博公騎手（2戦0勝）。16頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず12着に終わった。

3歳（2007年）

1月21日、中3週で迎えた4戦目は、武士沢友治騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では目立つような脚を使えず10着に終わった。

3月28日、中8週で迎えた5戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、3歳F2二（園田ダート1400m 晴/重）に出走。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず6着に終わった。

4月11日、中1週で迎えた6戦目は、有馬澄男騎手を鞍上に迎えて、3歳F2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず6着に終わった。

4月25日、中1週で迎えた7戦目は、3歳F2二（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で有馬澄男騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に終わった。

5月3日、連闘で迎えた8戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、3歳F2二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したタガノゴーマルを捕まえ切れず、6馬身差の2着となった。

5月16日、中1週で迎えた9戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、3歳F2一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず11着に敗れた。

5月30日、中1週で迎えた10戦目は、三野孝徳騎手を鞍上に迎えて、3歳F2一（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい7着に終わった。

6月13日、中1週で迎えた11戦目は、3歳F2二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は大山真吾騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではパワフルな末脚を披露し、3着に入り込んだ。

6月27日、中1週で迎えた12戦目は、3歳F2二（姫路ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で大山真吾騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るロードセンプーを上がり2位の末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

7月11日、中1週で迎えた13戦目は、3歳F1一（姫路ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で大山真吾騎手（3戦1勝）。7頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に敗れた。

8月2日、中2週で迎えた14戦目は、3歳F1一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大山真吾騎手（4戦1勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に終わった。

11月7日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた15戦目は、伊藤晋一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上D1二（園田ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後はバテてしまい9着に終わった。

11月21日、中1週で迎えた16戦目は、3歳以上D1二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤晋一騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではいいところがなく10着に終わった。

12月5日、中1週で迎えた17戦目は、3歳以上D1三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で伊藤晋一騎手（2戦0勝）。11頭立ての11番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず8着に終わった。

12月19日、中1週で迎えた18戦目は、渡瀬和幸騎手を鞍上に迎えて、3歳以上D1三（園田ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では全く伸びず6着に終わった。

12月30日、中1週で迎えた19戦目は、3歳以上D2二（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は伊藤晋一騎手（3戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では猛烈な末脚を爆発させてすんなりと抜け出し、最後は2着のトウカイベストに3馬身の差をつけて優勝

4歳（2008年）

1月10日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上C6一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤晋一騎手（4戦1勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に敗れた。

1月23日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上C6二（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で伊藤晋一騎手（5戦1勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に敗れた。

1月31日、連闘で迎えた22戦目は、4歳以上C6一（園田ダート1230m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で伊藤晋一騎手（6戦1勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず8着に終わった。

2月22日、中2週で迎えた23戦目は、4歳以上C7一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で伊藤晋一騎手（7戦1勝）。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では最後まで息が続かず11着に終わった。

3月26日、中4週で迎えた24戦目は、4歳以上D1二（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で伊藤晋一騎手（8戦1勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では全く伸びず10着に終わった。