ナカトップアラシ（1990年生、母アカルイホープ）
Naka Top Arashi
1990.03.28
ナカトップアラシ（1990年3月28日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のニチドウアラシ（当時14歳）と交配したアカルイホープが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）宮内牧場。戦績は、中央平地19戦1勝2着2回、地方26戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は1993年の4歳未勝利。
経歴
デビュー前
清水久雄厩舎（栗東）へ入厩。
2歳（1992年）
10月17日、デビュー戦は河内洋騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は496kg。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい4着に敗れた。
10月31日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で河内洋騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。
12月20日、中6週で迎えた3戦目は、山田泰誠騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/良）に出走。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。
3歳（1993年）
8月29日、約8か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた4戦目は、南井克巳騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（函館芝1200m 晴/重）に出走。芝レースへの出走は初となった。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では印象的な伸び脚で追い上げたが、抜け出したミスアミーゴを差し切れず、1馬身半差の2着となった。
9月11日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（函館芝1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で南井克巳騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く6着に敗れた。
9月18日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、4歳未勝利（函館ダート1700m 小雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で南井克巳騎手（2戦0勝）。6頭立ての2番人気で4番ゲートからスタート。端を奪う形となり、平均ペースで馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち味のタフさで最後まで奮闘したが、勝ったライトタケシバに詰め切れず、3馬身半差の2着に敗れた。
9月25日、連闘で迎えた7戦目は、4歳未勝利（函館ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で南井克巳騎手（3戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では圧倒的な末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のテイエムリーダーをクビ差振り切って初白星を挙げた。
11月6日、中5週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で南井克巳騎手（4戦1勝）。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に敗れた。
11月20日、中1週で迎えた9戦目は、西浦勝一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。13頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず最後はローズラッシュと並んで9着同着となった。
12月26日、中4週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた10戦目は、上野清章騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。13頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず10着に終わった。
4歳（1994年）
4月9日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg絞って迎えた11戦目は、5歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は西浦勝一騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では脚が残っておらず14着に終わった。
4月23日、中1週で迎えた12戦目は、5歳以上500万下（阪神ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で西浦勝一騎手（2戦0勝）。16頭立ての16番人気で大外16番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後は減速してしまい15着に終わった。
5月14日、中2週で迎えた13戦目は、5歳以上500万下（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で西浦勝一騎手（3戦0勝）。16頭立ての16番人気で2番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには絡めず14着に終わった。
6月11日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた14戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は河内洋騎手（2戦0勝）。11頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず9着に終わった。
6月19日、連闘で迎えた15戦目は、清山宏明騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず7着に終わった。
7月10日、中2週で迎えた16戦目は、小林徹弥騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（札幌ダート1700m 小雨/良）に54kgの軽斤量で出走。11頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走し、4着に入り込んだ。
7月23日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1700m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で小林徹弥騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず10着に終わった。
8月7日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1700m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で小林徹弥騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では見せ場なく8着に終わった。
8月21日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1700m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で小林徹弥騎手（3戦0勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず8着に終わった。
11月3日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から14kg減らして迎えた20戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、C1ハ（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に終わった。
11月15日、中1週で迎えた21戦目は、平田貴裕騎手を鞍上に迎えて、C1ロ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。10着に終わった。
12月7日、中2週で迎えた22戦目は、C1ハ（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で平田貴裕騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のサンライズゴッドに2馬身の差をつけて2勝目を手にした。
12月19日、中1週で迎えた23戦目は、寒椿特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で平田貴裕騎手（2戦1勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。
5歳（1995年）
1月3日、中1週で迎えた24戦目は、C1ロ（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で平田貴裕騎手（3戦1勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。9着に終わった。
5月5日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた25戦目は、一般C2ニ（中京(地)ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で平田貴裕騎手（4戦1勝）。7頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。
5月24日、中2週で迎えた26戦目は、一般C2ホ（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で平田貴裕騎手（5戦1勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。
6月1日、連闘で迎えた27戦目は、一般C2ホ（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で平田貴裕騎手（6戦1勝）。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。
6月19日、中2週で迎えた28戦目は、一般C2ヘ（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は安部幸夫騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のカゼノアラシに1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。
7月11日、中2週で迎えた29戦目は、C2ロ（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は平田貴裕騎手（7戦1勝）。11頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。
7月25日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた30戦目は、C2ハ（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で平田貴裕騎手（8戦1勝）。11頭立ての11番人気で大外11番ゲートからスタート。9着に終わった。
8月24日、中3週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた31戦目は、一般C2ニ（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で平田貴裕騎手（9戦1勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。5着に終わった。
9月6日、中1週で迎えた32戦目は、内沢信昭騎手を鞍上に迎えて、C2ハ（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。
9月19日、中1週で迎えた33戦目は、C2ロ（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は平田貴裕騎手（10戦1勝）。11頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。
10月31日、中5週で迎えた34戦目は、C2ロ（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で平田貴裕騎手（11戦1勝）。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。11着に終わった。
12月7日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた35戦目は、C2ハ（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で平田貴裕騎手（12戦1勝）。11頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。11着に終わった。
12月20日、中1週で迎えた36戦目は、一般C3ホ（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で平田貴裕騎手（13戦1勝）。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。
6歳（1996年）
1月2日、中1週で迎えた37戦目は、酒井章騎手を鞍上に迎えて、一般C3ヌ（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。6着に敗れた。
4月19日、約3か月半の休み明けで迎えた38戦目は、一般C3リ（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は平田貴裕騎手（14戦1勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。9着に終わった。
5月9日、中2週で迎えた39戦目は、一般C3ト（名古屋ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で平田貴裕騎手（15戦1勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったベルフィーユから4馬身差の2着となった。
5月27日、中2週で迎えた40戦目は、一般C3ト（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で平田貴裕騎手（16戦1勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。
6月14日、中2週で迎えた41戦目は、一般C3ト（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で平田貴裕騎手（17戦1勝）。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。
7月1日、中1週で迎えた42戦目は、一般C3リ（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で平田貴裕騎手（18戦1勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。
7月9日、連闘で迎えた43戦目は、一般C3チ（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で平田貴裕騎手（19戦1勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。
8月5日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた44戦目は、一般C3ヘ（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で平田貴裕騎手（20戦1勝）。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。
8月19日、中1週で迎えた45戦目は、一般C3ヘ（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で平田貴裕騎手（21戦1勝）。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。