ピサノベッカム（2000年生、母フリーウィル）

ピサノベッカム（2000年4月27日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋サッカー選手名」。毛色は鹿毛。種牡馬のサクラローレル（当時9歳）と交配したフリーウィルが12歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）フジワラ・ファーム。戦績は、中央平地3戦0勝、地方6戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

藤沢和雄厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2003年）

3月22日、デビュー戦は北村宏司騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。馬体重は502kg。16頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では決め手が足りず14着に敗れた。

3月30日、連闘で迎えた2戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で北村宏司騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では見所を作れず5着に敗れた。

4月19日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で北村宏司騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚に勢いがなく10着に敗れた。

10月27日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg戻して迎えた4戦目は、竹下太騎手を鞍上に迎えて、一般C13（名古屋ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。3着を確保した。

11月28日、中4週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた5戦目は、一般C11（名古屋ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で竹下太騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月8日、中0週で迎えた6戦目は、一般C12（名古屋ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で竹下太騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったスリリングアフェアから4馬身差の2着となった。

12月24日、中1週で迎えた7戦目は、一般C11（名古屋ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で竹下太騎手（3戦0勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

4歳（2004年）

2月23日、中8週で迎えた8戦目は、清家義徳騎手を鞍上に迎えて、一般C21（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

3月9日、中1週で迎えた9戦目は、一般C19（名古屋ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で清家義徳騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。