インターホダカ（1984年生、母インターメデイア）

インターホダカ（1984年4月28日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は青鹿毛。種牡馬のラツキーソブリン（当時10歳）と交配したインターメデイアが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は高村伸一。戦績は、中央平地26戦3勝、地方3戦0勝。主な勝ち鞍は1989年の豊栄特別(400万下)。

経歴

デビュー前

戸山為夫厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1987年）

2月8日、デビュー戦は小谷内秀夫騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（京都芝1600m 外回り晴/重）に出走。馬体重は504kg。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを切り、平均的なペースで集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。

2月21日、中1週で迎えた2戦目は、小島貞博騎手を鞍上に迎えて、4歳新馬（京都ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。15頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に敗れた。

3月7日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（阪神芝2200m 小雪/良）に出走。鞍上は小谷内秀夫騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快に終いの脚を伸ばして、最後は2着のモートヒーローをクビ差振り切って初勝利を挙げた。

3月14日、連闘で迎えた4戦目は、4歳400万下のふきのとう特別（中京芝1800m 雨/不良）に出走。鞍上は小島貞博騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では別次元の末脚を弾けさせて、最後は2着のダイナエルカップを半馬身振り切って勝利を手中に収めた。

3月29日、中1週で迎えた5戦目は、猿橋重利騎手を鞍上に迎えて、3歳G3の毎日杯（阪神芝2000m 曇/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、後続との差を2馬身以上確保して、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ5着に敗れた。

4月18日、中2週で迎えた6戦目は、3歳G3のクリスタルカップ（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は小谷内秀夫騎手（2戦1勝）。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に終わった。

5月16日、中3週で迎えた7戦目は、3歳オープンの葵賞（京都芝1400m 外回り晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小谷内秀夫騎手（3戦1勝）。18頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず14着に終わった。

11月1日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた8戦目は、4歳以上900万下の壬生特別（京都芝1600m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で小谷内秀夫騎手（4戦1勝）。13頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず13着に終わった。

11月15日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上900万下（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小谷内秀夫騎手（5戦1勝）。13頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず10着に終わった。

11月29日、中1週で迎えた10戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の中京日経賞（中京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は小島貞博騎手（2戦1勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は力尽きて8着に敗れた。

12月12日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上900万下の尾張特別（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小島貞博騎手（3戦1勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。先手を奪い、若干緩いペースで一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では最後まで息が続かず8着に終わった。

12月27日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上900万下（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小島貞博騎手（4戦1勝）。16頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。ハナを切り、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、5着に終わった。

4歳（1988年）

1月10日、中1週で迎えた13戦目は、5歳以上900万下の睦月賞（京都芝2400m 外回り曇/良）に出走。鞍上は小谷内秀夫騎手（6戦1勝）。16頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はタレてしまい14着に終わった。

1月30日、中2週で迎えた14戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の大津特別（京都芝2000m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は小島貞博騎手（5戦1勝）。16頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では天資の負けん気を発揮してゴールまで力戦し、5着を確保した。

4月16日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から12kg減らして迎えた15戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の明石特別（阪神芝2500m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で小島貞博騎手（6戦1勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。端をきり、ミドルペースで一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はガス欠状態になり8着に敗れた。

5歳（1989年）

7月9日、約15か月の休養明けで馬体重を前走から22kg戻して迎えた16戦目は、5歳以上400万下（中京芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で小島貞博騎手（7戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が鈍り10着に敗れた。

7月22日、中1週で迎えた17戦目は、林満明騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下（小倉芝2000m 晴/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後は脚色が衰えて14着に敗れた。

8月20日、中3週で迎えた18戦目は、増沢末夫騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下の越後特別（新潟芝1400m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場なく6着に終わった。

8月27日、連闘で迎えた19戦目は、4歳以上400万下の豊栄特別（新潟芝2000m 外回り雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で増沢末夫騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。主導権を奪い、遅いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に末脚を伸ばして、最後は2着のゲイリータイガーを3/4馬身振り切って久しぶりに勝ち星を挙げた。

9月16日、中2週で迎えた20戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の蓬莱峡特別（阪神芝1600m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は小島貞博騎手（8戦1勝）。14頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では決め手に欠いて11着に終わった。

9月23日、連闘で迎えた21戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の兵庫特別（阪神芝2500m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で小島貞博騎手（9戦1勝）。11頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は脚色が鈍り11着に終わった。

10月7日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上900万下の嵯峨野特別（京都芝2200m 外回り曇/良）に出走。鞍上は小谷内秀夫騎手（7戦1勝）。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場なく5着に終わった。

10月21日、中1週で迎えた23戦目は、4歳以上900万下の南武特別（東京芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小谷内秀夫騎手（8戦1勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。主導権を奪い、非常に緩いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚が上がってしまい5着に終わった。

11月4日、中1週で迎えた24戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下のみちのく特別（福島芝2600m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は小島貞博騎手（10戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚を失くしてしまい6着に敗れた。

11月18日、中1週で迎えた25戦目は、4歳以上900万下の比良山特別（京都芝2200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小島貞博騎手（11戦1勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず8着に終わった。

12月9日、中2週で迎えた26戦目は、佐藤哲三騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下（阪神芝2200m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は失速してしまい8着に終わった。

6歳（1990年）

4月15日、約4か月の休み明けで迎えた27戦目は、佐藤雅彦騎手を鞍上に迎えて、一般（水沢ダート1800m 曇/重）に出走。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月13日、中3週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた28戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、一般（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月13日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から10kg絞って迎えた29戦目は、谷地勝則騎手を鞍上に迎えて、一般（盛岡ダート1800m 曇/良）に出走。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。