アントワープ（2001年生、母ダイナフランダース）

アントワープ（2001年5月2日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「ベルギー第２の都市　『フランダースの犬』の舞台となる大聖堂がある」。毛色は鹿毛。種牡馬のフサイチコンコルド（当時8歳）と交配したダイナフランダースが23歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地4戦0勝。

経歴

デビュー前

坪憲章厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2003年）

11月9日、デビュー戦は佐藤哲三騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝2000m 曇/良）に出走。馬体重は466kg。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が残っておらず5着に敗れた。

11月22日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた2戦目は、飯田祐史騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都芝2000m 晴/良）に出走。14頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びが劣勢になり8着に敗れた。

12月13日、中2週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた3戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神芝1600m 晴/良）に出走。17頭立ての14番人気で15番ゲートからスタート。ハナに立ち、少し速いペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天資の敢闘精神でゴールまで力戦し、5着を確保した。

12月27日、中1週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた4戦目は、高野容輔騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を繰り出し、3着に入った。