コスモガデス（2002年生、母ミスヴィーナス）

コスモガデス（2002年6月10日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋女神のような女性」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のダンツシアトル（当時12歳）と交配したミスヴィーナスが5歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は青森県、生産者は清水貞信。戦績は、中央平地4戦0勝、地方8戦2勝。主な勝ち鞍は2004年の2歳C2。

経歴

デビュー前

1歳のとき、清水貞信から「八戸市場サラブレッド1歳」に上場され、ビッグレッドファームによって105万円で落札された。

堀井雅広厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2004年）

7月10日、デビュー戦は横山賀一騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（函館芝1000m 晴/良）に出走。馬体重は388kg。13頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では速い脚を使えず7着に終わった。

7月25日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、2歳未勝利（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山賀一騎手（1戦0勝）。7頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では全く伸びず7着に終わった。

8月7日、中1週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（函館ダート1000m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で横山賀一騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい10着に終わった。

8月14日、連闘で迎えた4戦目は、2歳未勝利（札幌芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で横山賀一騎手（3戦0勝）。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず6着に終わった。

12月6日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた5戦目は、千葉淳志騎手を鞍上に迎えて、2歳C3（水沢ダート850m 晴/不良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のメガストームに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

12月18日、中1週で迎えた6戦目は、2歳C2（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で千葉淳志騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のウキヨバナレをクビ差制して勝利を手中に収めた。

12月30日、中1週で迎えた7戦目は、2歳B3（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で千葉淳志騎手（2戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後はサクラピュアリーと並んで5着同着となった。

3歳（2005年）

4月17日、約3か月半の休養明けで迎えた8戦目は、3歳B3（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で千葉淳志騎手（3戦2勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

4月29日、中1週で迎えた9戦目は、3歳B3（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で千葉淳志騎手（4戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に敗れた。

5月28日、中3週で迎えた10戦目は、3歳B3（盛岡ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で千葉淳志騎手（5戦2勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

7月10日、中5週で迎えた11戦目は、3歳C1（盛岡ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で千葉淳志騎手（6戦2勝）。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では全く伸びず9着に終わった。

7月24日、中1週で迎えた12戦目は、3歳C1（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で千葉淳志騎手（7戦2勝）。11頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず10着に終わった。