バーチャルアイドル（2022年生、母Whatdoiwantthatfor）

バーチャルアイドル（2022年4月14日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「架空のアイドル」。毛色は鹿毛。種牡馬のスワーヴリチャード（当時8歳）と交配したWhatdoiwantthatforが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者はハクレイファーム。主な勝ち鞍は2025年の特別編成(一般C2十五)。

経歴

デビュー前

新谷功一厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2025年）

1月25日、デビュー戦はM.デムーロ騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は402kg。16頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では末脚を伸ばせず15着に敗れた。

3月30日、中8週で迎えた2戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。17頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では余力が残っておらず17着に終わった。

9月8日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から33kg増やして迎えた3戦目は、青柳正義騎手を鞍上に迎えて、3歳B8（金沢ダート1500m 小雨/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

9月20日、中1週で迎えた4戦目は、一般C2十四（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で青柳正義騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に敗れた。

10月7日、中1週で迎えた5戦目は、加藤翔馬騎手を鞍上に迎えて、一般C2十五（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は勢いを失って8着に敗れた。

10月19日、中1週で迎えた6戦目は、魚住謙心騎手を鞍上に迎えて、一般C2十四（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。7頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に終わった。

11月5日、中1週で迎えた7戦目は、特別編成（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で魚住謙心騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のコイララに約14馬身の大差をつけて初勝利を挙げた。

11月17日、中1週で迎えた8戦目は、一般C2七（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で魚住謙心騎手（2戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力十分の伸びを見せたが、ブラックレッドに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

12月2日、中1週で迎えた9戦目は、一般C2八（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で魚住謙心騎手（3戦1勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。