スピンザブラッド（2021年生、母マンハッタンセレブ）

経歴

デビュー前

当歳のとき、社台ファームから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、NICKSによって9,900万円で落札された。

萩原清厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2024年）

3月30日、デビュー戦は岩田望来騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中山芝2000m 晴/重）に出走。馬体重は440kg。18頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

4月27日、中3週で迎えた2戦目は、横山武史騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1800m 曇/良）に出走。15頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走したが、5着に終わった。

7月13日、約2か月半の間隔を開けて迎えた3戦目は、3歳未勝利（函館ダート1700m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で横山武史騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では天稟の闘志でゴールまで力走したが、5着に終わった。

8月11日、中3週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（札幌ダート2400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で横山武史騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に終わった。

9月12日、中4週で迎えた5戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-2（門別ダート1600m 内回り晴/良）に57kgの斤量を背負って出走。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のライーナシェリーに2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

10月10日、中3週で迎えた6戦目は、3歳以上C32 C41（門別ダート1700m 晴/良）に57kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で服部茂史騎手（1戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線ではものすごい伸び脚で驀進したが、グローリアミノルに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

10月24日、中1週で迎えた7戦目は、3歳以上C32 C41（門別ダート1600m 内回り晴/重）に57kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で服部茂史騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るサンドオブエテルを次元の違う末脚でクビ差だけ差し切って2勝目を手にした。

10月31日、連闘で迎えた8戦目は、シュウカイドウ特別（門別ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で服部茂史騎手（3戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るサトノフォルテを途轍もない末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。