オンテンバール（2021年生、母シーサイドチャペル）

オンテンバール（2021年3月20日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「お転婆の語源となったオランダ語」。毛色は青鹿毛。種牡馬のダノンレジェンド（当時11歳）と交配したシーサイドチャペルが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者はマリオステーブル。主な勝ち鞍は2024年のファイナルレース。

経歴

デビュー前

小桧山悟厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2023年）

12月3日、デビュー戦は木幡育也騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は390kg。16頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず11着に終わった。

3歳（2024年）

1月20日、中6週で迎えた2戦目は、佐藤翔馬騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい14着に終わった。

2月28日、中5週で迎えた3戦目は、岡遼太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の竜王盃（高知ダート1400m 晴/重）に出走。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場なく10着に終わった。

4月14日、中6週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた4戦目は、濱尚美騎手を鞍上に迎えて、3歳（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に敗れた。

4月29日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（高知ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で濱尚美騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

5月12日、中1週で迎えた6戦目は、3歳戦の健祝46歳記念特別（高知ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で濱尚美騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず8着に敗れた。

6月9日、中3週で迎えた7戦目は、木村直輝騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の智靖祝誕生日特別（高知ダート1400m 雨/不良）に出走。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に終わった。

6月23日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦のファイナルレース（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で木村直輝騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩確実に末脚を伸ばして、最後は2着のゴールドイーグルをクビ差振り切って待望の初勝利を挙げた。

7月7日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（高知ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は濱尚美騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚が振るわず4着に敗れた。

7月20日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（高知ダート800m 晴/稍重）に出走。鞍上は木村直輝騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず4着に敗れた。

8月4日、中1週で迎えた11戦目は、3歳（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木村直輝騎手（3戦1勝）。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では天賦の闘志でゴールまで勇戦したが、4着に終わった。

9月16日、中5週で迎えた12戦目は、小杉亮騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のファイナルレース（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に終わった。

9月29日、中1週で迎えた13戦目は、岡村卓弥騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のクロダイ特別（高知ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず6着に終わった。

10月14日、中1週で迎えた14戦目は、一般C3 16（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は木村直輝騎手（4戦1勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

10月27日、中1週で迎えた15戦目は、一般C3 17（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で木村直輝騎手（5戦1勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず4着に終わった。

11月10日、中1週で迎えた16戦目は、一般C3 15（高知ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で木村直輝騎手（6戦1勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず6着に終わった。