アイアンロマン（2021年生、母アイアンクリッパー）

Iron Roman

2021.04.28

アイアンロマン（2021年4月28日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+浪漫」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のサトノクラウン（当時9歳）と交配したアイアンクリッパーが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者はグローリーファーム。主な勝ち鞍は2024年の3歳。

経歴

デビュー前

南田美知雄厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2023年）

11月12日、デビュー戦は岩部純二騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1600m 曇/良）に出走。馬体重は488kg。11頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後は減速してしまい11着に終わった。

3歳（2024年）

2月11日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から16kg減らして迎えた2戦目は、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で岩部純二騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で大外16番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず13着に終わった。

3月2日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で岩部純二騎手（2戦0勝）。16頭立ての16番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では決め手に欠いて16着に終わった。

5月4日、中8週で迎えた4戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/稍重）に出走。16頭立ての16番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では脚が残っておらず13着に終わった。

6月7日、中4週で迎えた5戦目は、塚本征吾騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では目覚ましい伸び脚で驀進したが、セルリアンジャガーに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

6月20日、中1週で迎えた6戦目は、宮下瞳騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず4着に敗れた。

7月4日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮下瞳騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩確実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のタイセイビクトリアを半馬身振り切って初白星を挙げた。

7月18日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で宮下瞳騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが鈍く5着に敗れた。

8月1日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で宮下瞳騎手（3戦1勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びを欠き4着に敗れた。

8月12日、中1週で迎えた10戦目は、室陽一朗騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のゆかりバースデー記念杯（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。6頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり5着に終わった。

8月29日、中1週で迎えた11戦目は、3歳（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は宮下瞳騎手（4戦1勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場なく4着に終わった。

9月11日、中1週で迎えた12戦目は、3歳戦の内藤宏徳引退記念H社に天晴れ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮下瞳騎手（5戦1勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が鈍り7着に終わった。

9月26日、中1週で迎えた13戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮下瞳騎手（6戦1勝）。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。

10月10日、中1週で迎えた14戦目は、秋涼特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で宮下瞳騎手（7戦1勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、3着に終わった。

10月25日、中1週で迎えた15戦目は、一般C9（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で宮下瞳騎手（8戦1勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では決め手に欠いて4着に終わった。

11月6日、中1週で迎えた16戦目は、一般C9 C1-2（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で宮下瞳騎手（9戦1勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず5着に終わった。