ムッシュレノ（2014年生、母レモンリーフ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、風ノ丘ファームから「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、市川智によって324万円で落札された。

斉藤敏厩舎（船橋）へ入厩。

2歳（2016年）

5月6日、デビュー戦は森泰斗騎手を鞍上に据えて、2歳戦のスズランデビュー（船橋ダート1000m 曇/稍重）に出走。馬体重は460kg。6頭立ての2番人気で5番ゲートからスタート。逃げる形となり、緩みのないペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味のガッツで最後まで奮戦したが、マッシュクールに交わされて7馬身差の2着に敗れた。

6月10日、中4週で迎えた2戦目は、2歳（大井ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（1戦0勝）。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしっかりと末脚を伸ばして、最後は2着のルージュグラッセをハナ差振り切って初勝利を挙げた。

6月23日、中1週で迎えた3戦目は、2歳戦の紅花特別（船橋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で森泰斗騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、平均ペースで馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。

11月10日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた4戦目は、2歳戦のシーサイドアイドル特別（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で森泰斗騎手（3戦1勝）。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天賦の敢闘精神でゴールまで勇戦し、4着を確保した。

12月8日、中3週で迎えた5戦目は、繁田健一騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のリバーサイドアイドル特別（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びを欠き8着に終わった。

12月19日、中1週で迎えた6戦目は、2歳戦の若鷹特別（浦和ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は森泰斗騎手（4戦1勝）。11頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では生得の持続力で渋太く粘り続けて、最後は2着のオオヤマネコをクビ差振り切って2勝目を獲得した。

3歳（2017年）

5月29日、約5か月半の休み明けで迎えた7戦目は、3歳戦の若駒特別（浦和ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（5戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを3番手で通過。直線では脚が残っておらず4着に敗れた。

6月20日、中2週で迎えた8戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、船橋酒場青空4周年記念（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。7頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。逃げを打ち、少々速いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚が止まってしまい7着に終わった。

9月4日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から13kg増やして迎えた9戦目は、清涼スプリント（船橋ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は繁田健一騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が悪くなり9着に終わった。

10月5日、中3週で迎えた10戦目は、鴨宮祥行騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B2二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に終わった。

10月25日、中2週で迎えた11戦目は、3歳以上B2二（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で鴨宮祥行騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では別次元の末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のエイシンミキサーに5馬身の差をつけて3勝目を挙げた。

11月14日、中2週で迎えた12戦目は、3歳以上B2一（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で鴨宮祥行騎手（2戦1勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい6着に敗れた。

12月14日、中3週で迎えた13戦目は、3歳以上B2一（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で鴨宮祥行騎手（3戦1勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず4着に沈んだ。

12月30日、中1週で迎えた14戦目は、3歳以上B2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で鴨宮祥行騎手（4戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではビュッと切れる脚で猛追したが、勝ったフロムミートゥユーに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

4歳（2018年）

1月24日、中3週で迎えた15戦目は、4歳以上B1（園田ダート1230m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で鴨宮祥行騎手（5戦1勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では凄まじい末脚を弾けさせて難なく抜け出し、最後は2着のファインキャプテンに3馬身の差をつけて4勝目を手にした。

2月14日、中2週で迎えた16戦目は、4歳以上B1（園田ダート1230m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で鴨宮祥行騎手（6戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に敗れた。

3月7日、中2週で迎えた17戦目は、4歳以上B1（園田ダート1230m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で鴨宮祥行騎手（7戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るサンライズトークを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

3月27日、中2週で迎えた18戦目は、DASH柳津・福山駅前特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で鴨宮祥行騎手（8戦3勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで踏ん張ったが、ルイカズマに3/4馬身交わされて2着となった。

4月27日、中3週で迎えた19戦目は、楽天競馬賞（園田ダート1230m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で鴨宮祥行騎手（9戦3勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ着実に末脚を伸ばして、最後は2着のエイシンヴィーヴォをハナ差振り切って6勝目を手中に収めた。

5月31日、中4週で迎えた20戦目は、向暑特別（園田ダート1230m 曇/重）に出走。鞍上は11戦連続で鴨宮祥行騎手（10戦4勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。端をきり、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグイグイと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のトウケイアローに1馬身1/4の差をつけて圧倒的人気に応えた。