ベルサ（2022年生、母ローズアダージョ）

Bersa

2022.05.01

ベルサ（2022年5月1日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「緑に囲まれた小さなスペース(スウェーデン語)」。毛色は鹿毛。種牡馬のマクフィ（当時15歳）と交配したローズアダージョが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は上野 正恵。主な勝ち鞍は2025年の3歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

鈴木孝志厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2024年）

9月22日、デビュー戦は和田竜二騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（中京ダート1400m 小雨/良）に出走。馬体重は444kg。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。先手を取り、かなり緩いペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず8着に終わった。

10月12日、中2週で迎えた2戦目は、永島まなみ騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟芝2000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。

3歳（2025年）

1月26日、約3か月半の休養明けで迎えた3戦目は、3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で永島まなみ騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが甘くなり、4着に終わった。

2月8日、中1週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で永島まなみ騎手（2戦0勝）。16頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に終わった。

4月26日、約2か月半の間隔を開けて迎えた5戦目は、3歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で永島まなみ騎手（3戦0勝）。16頭立ての7番人気で大外16番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は失速してしまい9着に敗れた。

6月22日、中7週で迎えた6戦目は、上里直汰騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝1800m 曇/重）に出走。16頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚が上がってしまい12着に終わった。

7月27日、中4週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（中京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は永島まなみ騎手（4戦0勝）。18頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、伸びてきたメイショウセイロウ決め手に屈して半馬身差の2着となった。

8月16日、中2週で迎えた8戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で永島まなみ騎手（5戦0勝）。17頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、少し速いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のホルンフェルスを3/4馬身振り切って待望の初勝利を挙げた。

10月25日、中9週で迎えた9戦目は、3歳以上1勝クラス（新潟芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で永島まなみ騎手（6戦1勝）。17頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。敢然と端をきり、若干緩いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、ワタシマツワに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

11月9日、中1週で迎えた10戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（京都芝1400m 外回り 小雨/重）に出走。17頭立ての4番人気に推されて2番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の強い精神力で最後まで敢闘したが、メイショウセイロウにクビ差交わされて2着に惜敗した。