テイエムマルジュウ（2017年生、母テイエムユメノコ）

テイエムマルジュウ（2017年3月30日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋丸＋十。家紋より」。毛色は鹿毛。種牡馬のマツリダゴッホ（当時14歳）と交配したテイエムユメノコが12歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は鹿児島県、生産者はテイエム牧場。主な勝ち鞍は2020年のマーガレット賞。

経歴

デビュー前

木原一良厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2019年）

7月27日、デビュー戦は田中健騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は430kg。18頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では天授の闘志でゴールまで頑張ったが、6着に終わった。

8月10日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中健騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず8着に敗れた。

8月31日、中2週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（小倉芝2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で田中健騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず8着に終わった。

10月5日、中4週で迎えた4戦目は、石川慎将騎手を鞍上に迎えて、2歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではしぶとく伸び続けたが、勝ったベルディに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

10月27日、中2週で迎えた5戦目は、2歳（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で石川慎将騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月16日、中2週で迎えた6戦目は、山下裕貴騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のチャレンジカップ（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったアリランに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

12月17日、中3週で迎えた7戦目は、松井伸也騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のミヤマキリシマ特別（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に敗れた。

3歳（2020年）

1月6日、中2週で迎えた8戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は石川慎将騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

1月26日、中2週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた9戦目は、3歳戦のたんぽぽ賞ファイナルチャレンジ（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は松井伸也騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったウィンウィンボルトに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

2月8日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦のマーガレット賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山下裕貴騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では息長く終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のヒューズラインに1馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

2月23日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦のポーラスター特選（佐賀ダート1750m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で山下裕貴騎手（2戦1勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。競走中止となった。

3月7日、中1週で迎えた12戦目は、3歳戦のスターレット特選（佐賀ダート1800m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で山下裕貴騎手（3戦1勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に敗れた。

3月20日、中1週で迎えた13戦目は、3歳戦のブライトスター特選（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山下裕貴騎手（4戦1勝）。11頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はバテてしまい9着に終わった。

4月4日、中1週で迎えた14戦目は、3歳戦の卯花月賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山下裕貴騎手（5戦1勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線ではいいところがなく8着に敗れた。

4月19日、中1週で迎えた15戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で山下裕貴騎手（6戦1勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線ではいいところがなく8着に敗れた。

5月16日、中3週で迎えた16戦目は、3歳戦のルピナス賞（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で山下裕貴騎手（7戦1勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では脚が残っておらず10着に敗れた。

5月30日、中1週で迎えた17戦目は、3歳戦のマロニエ賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で山下裕貴騎手（8戦1勝）。11頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが鈍く10着に終わった。