アパッチイチ（2008年生、母イブキラフィアン）

Apache Ichi

2008.04.26

アパッチイチ（2008年4月26日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のホワイトマズル（当時18歳）と交配したイブキラフィアンが17歳のときに産んだ11番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は萩澤 トシ。戦績は、地方8戦3勝。主な勝ち鞍は2011年の3歳以上C2二。

経歴

デビュー前

1歳のとき、萩澤トシから「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。2歳のとき、門別牧場から「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、古川直一によって315万円で落札された。

田中範雄厩舎（園田）へ入厩。

3歳（2011年）

4月29日、デビュー戦は木村健騎手を鞍上に据えて、3歳C3（園田ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は461kg。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には届かず5着に敗れた。

5月11日、中1週で迎えた2戦目は、3歳C3（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で木村健騎手（1戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のアイズドーターを3/4馬身振り切って初勝利を挙げた。

6月2日、中2週で迎えた3戦目は、3歳C2 C3（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で木村健騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

6月15日、中1週で迎えた4戦目は、3歳C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で木村健騎手（3戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びあぐねて11着に敗れた。

6月30日、中1週で迎えた5戦目は、3歳C2（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で木村健騎手（4戦1勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切り、3着に入った。

7月22日、中2週で迎えた6戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で木村健騎手（5戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、勢いよく末脚を伸ばして、最後は2着のトモノスイングに1馬身1/4の差をつけてファンの支持に応えた。

8月18日、中3週で迎えた7戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で木村健騎手（6戦2勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るタガノランビーを交わし去り、最後は2馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

9月7日、中2週で迎えた8戦目は、3歳以上C2（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で木村健騎手（7戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。