インシスト（2010年生、母マローラ）

インシスト（2010年4月22日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「強く云い張る」。毛色は青毛。種牡馬のシンボリクリスエス（当時11歳）と交配したマローラが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）オリエント牧場。戦績は、地方8戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2013年の鈴木淑子さんご来場ありがとう記念。

経歴

デビュー前

矢野義幸厩舎（船橋）へ入厩。

3歳（2013年）

7月17日、デビュー戦は石崎駿騎手を鞍上に据えて、3歳（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は474kg。13頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず6着に敗れた。

8月7日、中2週で迎えた2戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。13頭立ての1番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で追い上げたが、勝ったリバーフルパワーに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

9月10日、中4週で迎えた3戦目は、3歳戦のオッズオン!大人気チャータマ丼復活記念（船橋ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は石崎駿騎手（1戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に敗れた。

9月23日、中1週で迎えた4戦目は、3歳戦の鈴木淑子さんご来場ありがとう記念（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎駿騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では息長く終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のハッピーエンドに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月8日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で石崎駿騎手（3戦1勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場なく5着に敗れた。

12月2日、中7週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた6戦目は、小杉亮騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく10着に敗れた。

12月17日、中1週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた7戦目は、3歳（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小杉亮騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。最後は脚勢が鈍り7着に終わった。

4歳（2014年）

1月6日、中2週で迎えた8戦目は、2014年船橋初レース記念（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小杉亮騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に終わった。