ヤマサンキング（1988年生、母ブゼングリーン）

ヤマサンキング（1988年5月12日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のメジロモンスニー（当時8歳）と交配したブゼングリーンが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は（有）上田牧場。戦績は、中央平地1戦0勝、地方15戦9勝2着2回。主な勝ち鞍は1992年のクリスタルナイトカップ(A2)。

経歴

デビュー前

五百蔵幸雄厩舎（大井）へ入厩。

3歳（1991年）

7月29日、デビュー戦は的場文男騎手を鞍上に据えて、4歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は478kg。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。最後は、2着のダイコーキックに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

8月15日、中1週で迎えた2戦目は、4歳（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。最後は、2着のニチドウマリーに4馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

8月22日、連闘で迎えた3戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（2戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。最後は、2着のスピードアイドルに4馬身の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

9月14日、中2週で迎えた4戦目は、一般C1七八（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で的場文男騎手（3戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のホクトアレスに2馬身の差をつけて負け知らずの4連勝を決めた。

4歳（1992年）

1月9日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた5戦目は、石川綱夫騎手を鞍上に迎えて、一般C1五六（大井ダート1600m 内回り雨/重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。最後は、2着のキヨウシンアトムに2馬身半の差をつけて土付かずの5連勝を決めた。

1月23日、中1週で迎えた6戦目は、千住特別（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石川綱夫騎手（1戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3月25日、中8週で迎えた7戦目は、千代田区特別（大井ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は的場文男騎手（4戦4勝）。14頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。最後は、2着のロッシーガロに1馬身半の差をつけて6勝目を手にした。

4月16日、中2週で迎えた8戦目は、一般B2三（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（5戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、2着のカイウンコンジヨウに1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

7月14日、約3か月の間隔を開けて迎えた9戦目は、ムーンビーチ賞（大井ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（6戦6勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったトキノクンショウから1馬身半差の2着に敗北した。

8月11日、中3週で迎えた10戦目は、スピカ特別（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で的場文男騎手（7戦6勝）。13頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のリンドノンノンに9馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

9月13日、中4週で迎えた11戦目は、クリスタルナイトカップ（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で的場文男騎手（8戦7勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のトキノクンショウに3馬身の差をつけて9勝目を収める

11月12日、中8週で迎えた12戦目は、東京記念（大井ダート2400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で的場文男騎手（9戦8勝）。15頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。5着に終わった。

12月4日、中2週で迎えた13戦目は、かちどき賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で的場文男騎手（10戦8勝）。14頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったスルガスペインから2馬身差の2着に敗北した。

12月29日、中3週で迎えた14戦目は、東京大賞典（大井ダート2800m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で的場文男騎手（11戦8勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5歳（1993年）

4月9日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた15戦目は、卯月賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で的場文男騎手（12戦8勝）。14頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に終わった。

7歳（1995年）

4月9日、約24か月半の休み明けで馬体重を前走から34kg戻して迎えた16戦目は、森安輝正騎手を鞍上に迎えて、エイプリルステークス（中山芝2000m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。競走中止となった。