ユウトザイースト（2021年生、母ドゥルセデレーチェ）

ユウトザイースト（2021年2月23日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「人名より+東」。毛色は栗毛。種牡馬のエスポワールシチー（当時16歳）と交配したドゥルセデレーチェが19歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡むかわ町、生産者は市川牧場。主な勝ち鞍は2024年の一般C2 24。

経歴

デビュー前

1歳のとき、市川牧場から「北海道セプテンバーセールサラブレッド1歳」に上場され、中川雄斗によって792万円で落札された。

千田輝彦厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2024年）

1月21日、デビュー戦はL.L.モリス騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1800m 曇/不良）に出走。馬体重は534kg。16頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず9着に終わった。

4月13日、約3か月の間隔を開けて迎えた2戦目は、団野大成騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート2000m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず10着に終わった。

6月29日、約2か月半の間隔を開けて迎えた3戦目は、鷲頭虎太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に終わった。

8月3日、中4週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた4戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鷲頭虎太騎手（1戦0勝）。15頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では決め手が足りず8着に終わった。

9月8日、中4週で馬体重を前走から16kg戻して迎えた5戦目は、山田義貴騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のSAGAリベンジャーズ（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。

9月22日、中1週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた6戦目は、3歳戦のSAGAリベンジャーズ（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山田義貴騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では卓出した伸び脚で追い上げたが、勝ったナツリュウオーに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

10月6日、中1週で迎えた7戦目は、一般C2 24（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山田義貴騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るリッカローラを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

11月9日、中4週で迎えた8戦目は、チャレンジシリーズ（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で山田義貴騎手（3戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では驚異的な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のアキノヨナガニに1馬身半の差をつけて圧倒的人気に応えた。