ベストドルチェ（2007年生、母ウエディングメリー）

ベストドルチェ（2007年3月27日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のジャングルポケット（当時9歳）と交配したウエディングメリーが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）ヤナガワ牧場。戦績は、地方6戦2勝2着2回。2009年の日高町獣医師会特別で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

角川秀樹厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2009年）

4月29日、デビュー戦は桑村真明騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は422kg。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚が止まってしまい6着に敗れた。

7月28日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から32kg増やして迎えた2戦目は、斉藤正弘騎手を鞍上に迎えて、2歳（門別ダート1000m 晴/重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で急追したが、勝ったモエレバディングに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

9月8日、中5週で迎えた3戦目は、牝馬限定の2歳（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で斉藤正弘騎手（1戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のライセツに4馬身の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

9月22日、中1週で迎えた4戦目は、牝馬限定2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で斉藤正弘騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のモエレナターシャに1馬身の差をつけて2勝目を奪取した。

10月6日、中1週で迎えた5戦目は、2歳オープンの日高町獣医師会特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で斉藤正弘騎手（3戦2勝）。13頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、コロニアルペガサスに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

10月29日、中2週で迎えた6戦目は、2歳戦のJAしずない万馬券特別（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で斉藤正弘騎手（4戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。