ブルーヒサシン（2022年生、母サイマルタシュ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、荒谷輝和から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、によって円で落札された。

立花伸厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2024年）

12月25日、デビュー戦は藤田凌騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は500kg。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。逃げる形となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一際目立つ伸びを見せたが、ビッグロイヤルにハナ差交わされて2着に甘んじた。

3歳（2025年）

1月16日、中2週で迎えた2戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田凌騎手（1戦0勝）。16頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。前に出て、タフなペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の強靭な心肺能力で最後まで奮闘したが、チェイスザファイアに半馬身交わされて2着に敗北した。

1月31日、中1週で迎えた3戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤田凌騎手（2戦0勝）。14頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走し、3着に入った。

7月3日、約5か月の休養明けで迎えた4戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で藤田凌騎手（3戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では生得の持久力で渋太く持ち堪えて、最後は2着のメズマライズに1馬身3/4の差をつけて初勝利を挙げた。

7月18日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で藤田凌騎手（4戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では勢いよく末脚を伸ばして楽々と抜け出し、最後は2着のジャスミンツーに3馬身半の差をつけて1番人気に応えた。

8月13日、中3週で迎えた6戦目は、一般C1五六（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で藤田凌騎手（5戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線に入ると、前で粘るマルヨジョーダンを途轍もない末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

9月5日、中2週で迎えた7戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、一般C1二三四（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鬼脚を爆発させて楽々と抜け出し、最後は2着のシューボーイに4馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

9月19日、中1週で迎えた8戦目は、伊皿子坂賞（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は藤田凌騎手（6戦3勝）。16頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立ち、ややハイペースでレースを引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では勢いよく末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のマスターオブライフに1馬身3/4の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。