ハジメリューオー（2009年生、母ミキノピアリス）

ハジメリューオー（2009年4月29日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「始め＋竜王」。毛色は栗毛。種牡馬のサウスヴィグラス（当時13歳）と交配したミキノピアリスが11歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）フジワラ・ファーム。戦績は、中央平地2戦0勝、地方5戦4勝。主な勝ち鞍は2012年の丹波焼特別(C1)。

経歴

デビュー前

小野幸治厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2012年）

8月11日、デビュー戦は高倉稜騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/不良）に出走。馬体重は500kg。16頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず16着に終わった。

9月8日、中3週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で高倉稜騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、ミドルペースでレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に終わった。

10月3日、中3週で迎えた3戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2四（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚がパッとせず4着に敗れた。

10月17日、中1週で迎えた4戦目は、3歳以上C2三（園田ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉村智洋騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしっかりと末脚を伸ばして、最後は2着のスリーネイチャーを3/4馬身振り切って初白星を挙げた。

11月1日、中1週で迎えた5戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉村智洋騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪脚を爆発させて、最後は2着のウェルトレインドをハナ差振り切って制した。

11月20日、中2週で迎えた6戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、丹波焼特別（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鬼脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のサワノヴェローチェに2馬身半の差をつけて順当に勝利した。

12月4日、中1週で迎えた7戦目は、3歳以上C1（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は吉村智洋騎手（3戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では圧倒的な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のアイルランドローズに1馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。