ベリタバグス（2022年生、母Private Jet）

Berita Bagus

2022.04.24

ベリタバグス（2022年4月24日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬。牡馬。馬名の意味は「吉報(インドネシア語)」。毛色は栗毛。種牡馬のKantharos（当時14歳）と交配したPrivate Jetが12歳のときに産んだ仔が本馬である。主な勝ち鞍は2024年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

森一誠厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2024年）

10月27日、デビュー戦は野中悠太郎騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1600m 晴/良）に出走。馬体重は480kg。16頭立ての3番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったタガノバビロンに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

11月16日、中2週で迎えた2戦目は、黛弘人騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。15頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るブルータスを次元の違う末脚で3/4馬身差し切って未勝利戦を制した。

12月8日、中2週で迎えた3戦目は、2歳1勝クラス（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で黛弘人騎手（1戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら2番手で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、勝ったジャナドリアにねじ伏せられて1馬身3/4差の2着に敗北した。

3歳（2025年）

1月11日、中4週で迎えた4戦目は、3歳1勝クラスの黒竹賞（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で黛弘人騎手（2戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で急追したが、勝ったルクソールカフェに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

2月1日、中2週で迎えた5戦目は、R.R.キング騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（東京ダート1600m 晴/良）に出走。13頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

4月6日、中8週で迎えた6戦目は、J.モレイラ騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮したが、3着に終わった。

5月3日、中3週で迎えた7戦目は、藤岡佑介騎手を鞍上に迎えて、3歳G3のユニコーンステークス（京都ダート1900m 晴/稍重）に出走。重賞競走への出走は初となった。13頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。