グラスルージュ（2009年生、母ムーンライトパワー）

グラスルージュ（2009年3月23日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋口紅」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のマンハッタンカフェ（当時11歳）と交配したムーンライトパワーが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）ヤナガワ牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方4戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

尾形充弘厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2012年）

1月22日、デビュー戦は石橋脩騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（中山ダート1800m 雨/不良）に出走。馬体重は516kg。16頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では末脚が振るわず11着に敗れた。

7月1日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、嶋田純次騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島ダート1700m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。15頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では見所を作れず12着に終わった。

8月4日、中4週で馬体重を前走から18kg絞って迎えた3戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に終わった。

8月19日、中1週で迎えた4戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。15頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が鈍り7着に終わった。

9月16日、中3週で馬体重を前走から17kg増やして迎えた5戦目は、山田祥雄騎手を鞍上に迎えて、3歳（福山ダート1250m 曇/良）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月22日、連闘で馬体重を前走から13kg絞って迎えた6戦目は、3歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田祥雄騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月6日、中1週で迎えた7戦目は、3歳戦の「オープニングとく戦」（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山田祥雄騎手（2戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月1日、中7週で迎えた8戦目は、3歳（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で山田祥雄騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったブライトエルフから5馬身差の2着となった。