マーベリックシチー（2021年生、母ラフィネシチー）

Maverick City

2021.02.03

マーベリックシチー（2021年2月3日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「映画の主人公名、一匹狼+冠名」。毛色は栗毛。種牡馬のパイロ（当時16歳）と交配したラフィネシチーが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は幌村牧場。主な勝ち鞍は2024年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

岡田稲男厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2023年）

9月9日、デビュー戦は菱田裕二騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は450kg。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線ではもうひと伸びが足りず、4着に終わった。

9月30日、中2週で迎えた2戦目は、坂井瑠星騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。13頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。

3歳（2024年）

1月7日、約3か月半の休み明けで迎えた3戦目は、富田暁騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを13番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず11着に敗れた。

2月3日、中3週で迎えた4戦目は、鮫島克駿騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では異次元の末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のザロックを3/4馬身振り切って未勝利勝ちを決めた。

4月21日、約2か月半の間隔を開けて迎えた5戦目は、西村淳也騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（京都ダート1400m 小雨/良）に出走。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く10着に終わった。

6月8日、中6週で迎えた6戦目は、3歳以上1勝クラス（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は鮫島克駿騎手（1戦1勝）。14頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には割り込めず7着に終わった。

6月23日、中1週で迎えた7戦目は、浜中俊騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（函館ダート1700m 曇/良）に出走。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず9着に終わった。

7月13日、中2週で迎えた8戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスの湯浜特別（函館ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では目立つような脚を使えず10着に終わった。

7月27日、中1週で迎えた9戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。14頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に終わった。

11月10日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた10戦目は、柴田裕一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（福島ダート1700m 晴/良）に出走。15頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら8番手で通過。直線ではいいところがなく12着に終わった。