ワンサイドゲーム（1998年生、母ヤマノモガミ）

ワンサイドゲーム（1998年3月16日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアフリート（当時14歳）と交配したヤマノモガミが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者はヤマオカ牧場。戦績は、中央平地10戦1勝2着1回、中央障害8戦1勝2着1回、地方3戦0勝。主な勝ち鞍は2001年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

橋口弘次郎厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2001年）

1月8日、デビュー戦は高橋亮騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1800m 曇/不良）に出走。馬体重は524kg。15頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず10着に終わった。

1月20日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（京都ダート1800m 小雪/良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋亮騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では息の長い末脚を披露し、3着に入り込んだ。

2月10日、中2週で迎えた3戦目は、安藤勝己騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/稍重）に出走。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では見所を作れず5着に終わった。

3月4日、中2週で迎えた4戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/不良）に出走。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に終わった。

7月21日、約4か月半の休み明けで迎えた5戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では矢のように急駛したが、勝ったタイヨーキャプテンに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

8月5日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は高橋亮騎手（2戦0勝）。13頭立ての4番人気で大外13番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るメイショウユウユウを猛烈な末脚で交わし去り、最後は1馬身3/4の差をつけて初勝利を挙げた。

9月8日、中4週で迎えた7戦目は、3歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で高橋亮騎手（3戦1勝）。13頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず7着に終わった。

9月23日、中1週で迎えた8戦目は、河内洋騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。13頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が鈍り12着に終わった。

4歳（2002年）

4月14日、約7か月の休養明けで迎えた9戦目は、4歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は高橋亮騎手（4戦1勝）。16頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではいいところがなく10着に終わった。

5月26日、中5週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた10戦目は、菊地昇吾騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（中京障害芝2800m 晴/良）に出走。14頭立ての5番人気で大外14番ゲートからスタート。10着に敗れた。

6月16日、中2週で迎えた11戦目は、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で菊地昇吾騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったナムラマームードから半馬身差の2着となった。

6月30日、中1週で迎えた12戦目は、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 雨）に出走。鞍上は3戦連続で菊地昇吾騎手（2戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。競走中止となった。

7月20日、中2週で迎えた13戦目は、障害3歳以上未勝利（小倉障害芝2900m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で菊地昇吾騎手（3戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月18日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた14戦目は、障害3歳以上未勝利（小倉障害芝2900m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で菊地昇吾騎手（4戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。競走中止となった。

9月22日、中4週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた15戦目は、小坂忠士騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のターフエステートに約10馬身の大差をつけて2勝目を奪取した。

5歳（2003年）

2月1日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた16戦目は、障害4歳以上オープン（京都障害芝→ダート3190m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で小坂忠士騎手（1戦1勝）。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。11着に終わった。

2月15日、中1週で迎えた17戦目は、村山明騎手を鞍上に迎えて、淀ジャンプステークス（京都障害芝→ダート3790m 晴）に出走。14頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。12着に終わった。

3月15日、中3週で迎えた18戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1700m 小雨/良）に出走。鞍上は高橋亮騎手（5戦1勝）。16頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では伸びが鈍く13着に終わった。

4月29日、中5週で迎えた19戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の水郷特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では見せ場を作れず14着に敗れた。

7月17日、約2か月半の間隔を開けて迎えた20戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦のアレキサンドライト特別（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に終わった。

8月7日、中2週で迎えた21戦目は、ハンデ戦のオーガスト特別（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚が冴えず7着に終わった。