エスプリメガミ（2003年生、母マリンスター）

Esprit Megami

2003.04.12

エスプリメガミ（2003年4月12日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアラジ（当時14歳）と交配したマリンスターが12歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は藤本ファーム。戦績は、地方10戦2勝。2006年のユングフラウ賞(牝)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

武井栄一厩舎（川崎）へ入厩。

2歳（2005年）

8月21日、デビュー戦は左海誠二騎手を鞍上に据えて、2歳（川崎ダート900m 晴/良）に出走。馬体重は431kg。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、ややハイペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のナシュワンラブに約10馬身の大差をつけて初白星を挙げた。

9月8日、中2週で迎えた2戦目は、2歳オープンの若武者賞（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（1戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が残っておらず4着に敗れた。

10月11日、中4週で迎えた3戦目は、牝馬限定2歳オープンのなでしこ賞（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で左海誠二騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚がパッとせず8着に敗れた。

11月9日、中3週で迎えた4戦目は、牝馬限定2歳地方重賞のローレル賞（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で左海誠二騎手（3戦1勝）。13頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、スローペースで馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

12月6日、中3週で迎えた5戦目は、牝馬限定2歳戦のストレチア特別（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で左海誠二騎手（4戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚勢が悪くなり11着に敗れた。

12月30日、中2週で迎えた6戦目は、甲斐年光騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳地方重賞のオークス（優駿牝馬）（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では見所を作れず13着に終わった。

3歳（2006年）

1月23日、中2週で迎えた7戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の若竹特別（川崎ダート1600m 晴/不良）に出走。14頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では詰めが甘くなり、4着に終わった。

2月8日、中1週で迎えた8戦目は、山田信大騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳オープンのユングフラウ賞（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、緩やかなペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では天性の敢闘精神でゴールまで力闘し、3着を確保した。

3月8日、中3週で迎えた9戦目は、3歳戦のフレッシュマーチ特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田信大騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線に入ると、前で粘るアイウィルウインを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて2勝目をマークした。

3月28日、中2週で迎えた10戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の菜の花特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に敗れた。