ビクトリームサシ（1986年生、母コウシユンムサシ）

ビクトリームサシ（1986年4月8日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は青鹿毛。種牡馬のアステイングドウ（当時14歳）と交配したコウシユンムサシが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は萩澤俊雄。戦績は、地方29戦9勝2着3回。主な勝ち鞍は1990年のアラ系4歳以上A2。

経歴

デビュー前

保利照美厩舎（園田）へ入厩。

2歳（1988年）

10月18日、デビュー戦は保利良次騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（園田ダート800m 雨/重）に出走。馬体重は505kg。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月1日、中5週で馬体重を前走から20kg増やして迎えた2戦目は、アラ系3歳（園田ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で保利良次騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のミエハクバに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

12月16日、中1週で迎えた3戦目は、アラ系3歳（園田ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で保利良次騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のミスターシゲフジに3馬身の差をつけて2勝目を手中に収めた。

3歳（1989年）

1月24日、中5週で迎えた4戦目は、アラ系4歳（園田ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で保利良次騎手（3戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったヤングシユウホーからアタマ差の2着に甘んじた。

2月14日、中2週で迎えた5戦目は、アラ系4歳（園田ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で保利良次騎手（4戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のハギノベルタに2馬身半の差をつけて3勝目を掴み取った。

2月23日、連闘で迎えた6戦目は、アラ系4歳（園田ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で保利良次騎手（5戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったホワイトランガーから半馬身差の2着に敗北した。

3月8日、中1週で迎えた7戦目は、アラ系4歳（姫路ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で保利良次騎手（6戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のチカラヒリユウをハナ差制して優勝

3月29日、中2週で迎えた8戦目は、アラ系4歳（姫路ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は8戦連続で保利良次騎手（7戦4勝）。6頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のチカラヒリユウに半馬身の差をつけて優勝

4月26日、中3週で迎えた9戦目は、アラ系4歳（園田ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で保利良次騎手（8戦5勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月17日、中2週で迎えた10戦目は、3歳戦の全日本アラブ優駿（園田ダート2300m 雨/不良）に出走。鞍上は10戦連続で保利良次騎手（9戦5勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。競走中止となった。

6月12日、中3週で迎えた11戦目は、御津綾部山特別（姫路ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で保利良次騎手（10戦5勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月7日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた12戦目は、ふいご特別（園田ダート1630m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で保利良次騎手（11戦5勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月22日、中1週で迎えた13戦目は、アラ系4歳以上B5（園田ダート1630m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で保利良次騎手（12戦5勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4歳（1990年）

1月2日、中1週で迎えた14戦目は、アラ系5歳以上B5（園田ダート1630m 曇/良）に出走。鞍上は14戦連続で保利良次騎手（13戦5勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

1月24日、中2週で迎えた15戦目は、こうばい特別（園田ダート1630m 晴/稍重）に出走。鞍上は15戦連続で保利良次騎手（14戦5勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

2月6日、中1週で迎えた16戦目は、アラ系5歳以上C5 D1（園田ダート1630m 曇/不良）に出走。鞍上は16戦連続で保利良次騎手（15戦5勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のアイアンエースに6馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

2月19日、中1週で迎えた17戦目は、アラ系5歳以上C2（園田ダート1630m 曇/重）に出走。鞍上は17戦連続で保利良次騎手（16戦6勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月26日、中4週で迎えた18戦目は、アラ系5歳以上C2（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は18戦連続で保利良次騎手（17戦6勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のホマレカガヤキに3馬身の差をつけて7勝目を収める

4月10日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた19戦目は、アラ系5歳以上B3（園田ダート1630m 曇/良）に出走。鞍上は19戦連続で保利良次騎手（18戦7勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月24日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた20戦目は、アラ系5歳以上B3（園田ダート1630m 晴/良）に出走。鞍上は20戦連続で保利良次騎手（19戦7勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月17日、中2週で迎えた21戦目は、アラ系4歳以上B2（園田ダート1630m 晴/良）に出走。鞍上は21戦連続で保利良次騎手（20戦7勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月13日、中3週で迎えた22戦目は、アラ系4歳以上B2（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は22戦連続で保利良次騎手（21戦7勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったクインインベータから2馬身差の2着に敗北した。

7月3日、中2週で迎えた23戦目は、もちの木特別（姫路ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は23戦連続で保利良次騎手（22戦7勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月18日、約2か月半の間隔を開けて迎えた24戦目は、サンライズ淡路特別（園田ダート1630m 曇/不良）に出走。鞍上は24戦連続で保利良次騎手（23戦7勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月10日、中2週で迎えた25戦目は、尾原強騎手を鞍上に迎えて、田能特別（園田ダート1800m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月24日、中1週で迎えた26戦目は、アラ系4歳以上A3 B1（園田ダート1630m 晴/良）に出走。鞍上は保利良次騎手（24戦7勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月21日、中3週で迎えた27戦目は、アラ系4歳以上A2（姫路ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で保利良次騎手（25戦7勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のキータイガーに1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

12月12日、中2週で迎えた28戦目は、アラ系4歳以上A2（園田ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で保利良次騎手（26戦8勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のキータイガーをクビ差制して9勝目を収める

5歳（1991年）

1月3日、中2週で迎えた29戦目は、新春賞（園田ダート2300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で保利良次騎手（27戦9勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。6着に敗れた。