クラウンセヘル（2022年生、母マーモリー）

Crown Sihr

2022.02.21

クラウンセヘル（2022年2月21日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+魔法(アラビア語)。サトノアラジンより発想」。毛色は鹿毛。種牡馬のサトノアラジン（当時11歳）と交配したマーモリーが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はクラウン日高牧場。

経歴

デビュー前

1歳のとき、クラウンから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、によって円で落札された。

茶木太樹厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2025年）

3月22日、デビュー戦は森田誠也騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（阪神ダート2000m 晴/良）に出走。馬体重は542kg。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始3番手を追走。最後は脚色が鈍り8着に終わった。

3月30日、連闘で迎えた2戦目は、佐々木大輔騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1800m 晴/稍重）に出走。13頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では余力が残っておらず11着に終わった。

5月3日、中4週で迎えた3戦目は、斎藤新騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

5月24日、中2週で迎えた4戦目は、鮫島克駿騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1200m 小雨/良）に出走。16頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に終わった。

11月9日、約5か月半の休み明けで迎えた5戦目は、山崎雅由騎手を鞍上に迎えて、一般C3 17（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では余力が残っておらず11着に敗れた。

11月24日、中1週で迎えた6戦目は、一般C3 19（高知ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎雅由騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では渾身の力で末脚を持続させて、最後は2着のルックアップトゥーを半馬身振り切って初白星を挙げた。