フェアギャンブラー（2008年生、母ラブアンドリーム）

フェアギャンブラー（2008年2月3日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「フェアな賭博師」。毛色は栗毛。種牡馬のアドマイヤジャパン（当時6歳）と交配したラブアンドリームが12歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は藤井牧場。戦績は、中央平地10戦0勝、中央障害2戦0勝。

経歴

デビュー前

当歳のとき、藤井益美から「北海道オータムセールサラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。1歳のとき、藤井益美から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、チェスナットファームによって157.5万円で落札された。

ターファイトクラブにて総額800万円（8万×100口）で一口馬主が募集された。

坂口正則厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2010年）

7月18日、デビュー戦は太宰啓介騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は440kg。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はガス欠状態になり10着に終わった。

7月24日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、国分恭介騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚を伸ばせず13着に敗れた。

10月31日、約3か月半の休養明けで迎えた3戦目は、高倉稜騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。14頭立ての10番人気で大外14番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に終わった。

11月20日、中2週で迎えた4戦目は、浜中俊騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。13頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びを欠き11着に敗れた。

12月12日、中2週で迎えた5戦目は、2歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は高倉稜騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に敗れた。

3歳（2011年）

3月20日、約3か月半の休み明けで迎えた6戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に出走。15頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、緩みのないペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚が止まってしまい7着に終わった。

5月8日、中6週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（新潟芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で北村友一騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では賦性の負けじ心を発揮してゴールまで頑張り、4着に入った。

5月21日、中1週で迎えた8戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1200m 小雨/良）に出走。16頭立ての6番人気で15番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は一杯になって15着に敗れた。

7月30日、中9週で迎えた9戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。14頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場なく13着に終わった。

9月3日、中4週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田竜二騎手（1戦0勝）。18頭立ての12番人気で大外18番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は一杯になって15着に終わった。

10月15日、中5週で迎えた11戦目は、黒岩悠騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 曇）に出走。14頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

11月26日、中5週で迎えた12戦目は、障害3歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で黒岩悠騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。10着に終わった。