クレスコセレーナ（2016年生、母クレスコティアラ）

クレスコセレーナ（2016年2月27日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋晴れ晴れ（西）」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のルーラーシップ（当時9歳）と交配したクレスコティアラが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。主な勝ち鞍は2021年の4歳以上C2二。

経歴

デビュー前

湯窪幸雄厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2018年）

12月15日、デビュー戦は藤懸貴志騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は462kg。14頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には割り込めず6着に終わった。

3歳（2019年）

1月14日、中3週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（京都芝2200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤懸貴志騎手（1戦0勝）。15頭立ての11番人気で大外15番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい13着に終わった。

5月12日、約4か月の休養明けで迎えた3戦目は、水口優也騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではいい脚を見せられず11着に終わった。

6月1日、中2週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は藤懸貴志騎手（2戦0勝）。15頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では鋭い脚を使えず14着に終わった。

9月25日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた5戦目は、木本直騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり8着に終わった。

10月10日、中1週で迎えた6戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木本直騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では決め手が足りず8着に終わった。

11月27日、中6週で迎えた7戦目は、杉浦健太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C3一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では天稟の闘志でゴールまで力走したが、3着に終わった。

12月19日、中2週で迎えた8戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で杉浦健太騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい8着に敗れた。

4歳（2020年）

1月3日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は木本直騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず10着に敗れた。

1月29日、中3週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた10戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C3三（姫路ダート1400m 晴/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では鮮烈な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のトリコロールライトに1馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

2月20日、中2週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた11戦目は、廣瀬航騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に敗れた。

4月16日、中7週で迎えた12戦目は、4歳以上C2三（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で廣瀬航騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。

8月5日、約3か月半の休み明けで迎えた13戦目は、松木大地騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず4着に敗れた。

8月27日、中2週で迎えた14戦目は、3歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松木大地騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、クリノアンヌにクビ差交わされて2着となった。

10月28日、中8週で迎えた15戦目は、3歳以上C3三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松木大地騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では余力が残っておらず7着に敗れた。

11月10日、中1週で迎えた16戦目は、3歳以上C3三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉村智洋騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ヤマノタンキーに半馬身交わされて2着に敗北した。

12月9日、中3週で迎えた17戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は松木大地騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に沈んだ。

12月22日、中1週で迎えた18戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松木大地騎手（4戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に敗れた。

5歳（2021年）

1月26日、中4週で迎えた19戦目は、4歳以上C3二（姫路ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は吉村智洋騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では矢のような伸び脚で猛追したが、勝ったヴィンテージパールをクビ差捉え切れず2着に甘んじた。

2月18日、中2週で迎えた20戦目は、4歳以上C3二（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は松木大地騎手（5戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、マタギに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

4月8日、中6週で迎えた21戦目は、4歳以上C3二（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉村智洋騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ確実に末脚を伸ばして、最後は2着のフローラルオークをクビ差振り切って2勝目を奪取した。

5月5日、中3週で迎えた22戦目は、4歳以上C2三（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で吉村智洋騎手（4戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場なく4着に敗れた。

5月19日、中1週で迎えた23戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は松木大地騎手（6戦0勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず4着に終わった。

6月4日、中1週で迎えた24戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2二（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしっかりと終いの脚を伸ばして、最後は2着のトップブランドに1馬身半の差をつけて3勝目を挙げた。

2021年10月8日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。