サノノロンドン（2022年生、母ハタノファベルジェ）

サノノロンドン（2022年4月1日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+父名の一部」。毛色は鹿毛。種牡馬のグレーターロンドン（当時10歳）と交配したハタノファベルジェが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は有限会社グッドラック・ファーム。主な勝ち鞍は2024年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

尾形和幸厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2024年）

6月1日、デビュー戦は永野猛蔵騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は422kg。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、かなり緩いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではスパッとキレる脚で猛進したが、ウィンターベルにクビ差交わされて2着となった。

6月23日、中2週で迎えた2戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝1600m 曇/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後はバタバタになってしまい9着に敗れた。

9月8日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、石田拓郎騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びを欠き5着に敗れた。

9月15日、連闘で迎えた4戦目は、2歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石田拓郎騎手（1戦0勝）。13頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では余力が残っておらず10着に終わった。

11月2日、中6週で迎えた5戦目は、小林美駒騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（福島芝1800m 雨/稍重）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、リードを2馬身以上保って、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不撓の闘争本能で渋太く粘り続けて、最後は2着のナンヨーエンペラーに1馬身1/4の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

3歳（2025年）

1月6日、中8週で迎えた6戦目は、3歳1勝クラス（中山芝2000m 小雨/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で小林美駒騎手（1戦1勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚にキレが無く12着に敗れた。