ヤマノイッポンスギ（1999年生、母アコーローマン）

経歴

デビュー前

1歳のとき、森垣牧場から「北海道11月市場サラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。2歳のとき、森垣牧場から「北海道5月トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

宮本康厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2001年）

9月9日、デビュー戦は郷間隆騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1000m 雨/不良）に出走。馬体重は474kg。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は勢いを失って8着に敗れた。

9月28日、中2週で迎えた2戦目は、2歳（大井ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で郷間隆騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、抜け出したアイコマジェントに半馬身届かず2着となった。

10月6日、連闘で迎えた3戦目は、2歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で郷間隆騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、少々速いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚が止まってしまい8着に敗れた。

11月1日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた4戦目は、2歳（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で郷間隆騎手（3戦0勝）。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は勢いを失って6着に敗れた。

3歳（2002年）

1月22日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から8kg絞って迎えた5戦目は、3歳（大井ダート1390m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で郷間隆騎手（4戦0勝）。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る恰好となり、少し緩いペースで集団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではいいところがなく12着に終わった。

2月12日、中2週で迎えた6戦目は、3歳（大井ダート1190m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で郷間隆騎手（5戦0勝）。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず10着に終わった。

2月21日、連闘で迎えた7戦目は、3歳（大井ダート1190m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で郷間隆騎手（6戦0勝）。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る形となり、やや緩いペースで馬群を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は減速してしまい10着に終わった。

3月8日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（大井ダート1190m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で郷間隆騎手（7戦0勝）。11頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではいいところがなく9着に終わった。

3月20日、中1週で迎えた9戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1390m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、かなりのスローペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が鈍り5着に終わった。

4月10日、中2週で迎えた10戦目は、3歳（大井ダート1390m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が鈍り9着に敗れた。

5月30日、中6週で迎えた11戦目は、3歳（大井ダート1390m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で真島大輔騎手（2戦0勝）。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。ハナに立ち、平均的なペースで集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が衰えて11着に終わった。

6月19日、中2週で迎えた12戦目は、3歳（大井ダート1190m 晴/重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で真島大輔騎手（3戦0勝）。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見所を作れず7着に終わった。

7月22日、中4週で迎えた13戦目は、3歳（大井ダート1390m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で真島大輔騎手（4戦0勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に終わった。

8月9日、中2週で迎えた14戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1390m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のコスモファイターに4馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

8月18日、連闘で迎えた15戦目は、3歳（大井ダート1490m 内回り雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（1戦1勝）。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。ハナを奪い、かなり緩いペースで一団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は力尽きて9着に終わった。

9月13日、中3週で迎えた16戦目は、3歳（大井ダート1490m 内回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で今野忠成騎手（2戦1勝）。14頭立ての13番人気で大外14番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が上がってしまい14着に終わった。

9月24日、中1週で迎えた17戦目は、鈴木啓之騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。端をきり、遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり9着に終わった。

10月16日、中2週で迎えた18戦目は、3歳（大井ダート1490m 内回り晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は今野忠成騎手（3戦1勝）。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は失速してしまい12着に終わった。

10月31日、中1週で迎えた19戦目は、3歳（大井ダート1490m 内回り曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（4戦1勝）。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後は脚を失くしてしまい12着に終わった。

11月20日、中2週で迎えた20戦目は、3歳（大井ダート1490m 内回り曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で今野忠成騎手（5戦1勝）。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。端をきる形となり、やや遅いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、トッキュウオトメに半馬身交わされて2着となった。

12月10日、中2週で迎えた21戦目は、3歳（大井ダート1490m 内回り曇/不良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で今野忠成騎手（6戦1勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びが鈍く11着に敗れた。