デルマスソバライ（2020年生、母デルマスピリタス）

Derma Susobarai

2020.03.11

デルマスソバライ（2020年3月11日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+裾払い」。毛色は栗毛。種牡馬のヴィクトワールピサ（当時13歳）と交配したデルマスピリタスが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はファニーヒルファーム。戦績は、中央平地5戦0勝、地方9戦2勝2着3回。主な勝ち鞍は2024年の一般C2六。

経歴

デビュー前

千田輝彦厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2023年）

1月22日、デビュー戦は鷲頭虎太騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（小倉芝1800m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は446kg。16頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には届かず7着に終わった。

4月23日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、鮫島良太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に終わった。

6月24日、中8週で馬体重を前走からさらに16kg減らして迎えた3戦目は、田口貫太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神芝1800m 外回り 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。18頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず14着に終わった。

8月13日、中6週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた4戦目は、岩田望来騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に出走。18頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、5着に入り込んだ。

8月27日、中1週で迎えた5戦目は、今村聖奈騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。15頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には割り込めず7着に終わった。

10月2日、中4週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた6戦目は、鈴木太一騎手を鞍上に迎えて、無料ネット新聞うまかつ.net金沢賞（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に敗れた。

10月30日、中3週で迎えた7戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、香林坊ツリーファンタジー賞（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。7頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では決め手が足りず5着に終わった。

11月14日、中1週で迎えた8戦目は、牝馬限定戦のアジアンタム賞（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は鈴木太一騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり4着に敗れた。

11月28日、中1週で迎えた9戦目は、加藤翔馬騎手を鞍上に迎えて、うまかつ.net金沢ジョッキー選手権13（金沢ダート1400m 小雨/不良）に出走。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではビュッと切れる脚で追い上げたが、勝ったオールズフェアに詰め切れず、1馬身差の2着となった。

12月12日、中1週で迎えた10戦目は、楽天ポイントでネット投票賞（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は鈴木太一騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。

デビュー前

加藤和義厩舎（金沢）へ入厩。

4歳（2024年）

3月12日、約3か月の休養明けで迎えた11戦目は、無料ネット新聞うまかつ.net金沢賞（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は加藤翔馬騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では堅調な伸びを見せたが、勝ったジェイエルフラッグに詰め切れず、約13馬身差の2着となった。

3月26日、中1週で迎えた12戦目は、応援消費おねがいプロジェクト展開中賞（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤翔馬騎手（2戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では弾けるように疾駆したが、抜け出したサーストンアイダホに半馬身届かず2着に敗北した。

4月9日、中1週で迎えた13戦目は、堀場裕充騎手を鞍上に迎えて、一般C2六（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、豪快な末脚を弾けさせて、最後は2着のネモフィラに1馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

4月30日、中2週で迎えた14戦目は、一般C1七（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は加藤翔馬騎手（3戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のキノトクイーンに3馬身の差をつけて2勝目を手中に収めた。