プラザフォンテン（2007年生、母シンポリッシュ）

プラザフォンテン（2007年5月19日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のスパイキュール（当時7歳）と交配したシンポリッシュが16歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）グラストレーニングセンター。戦績は、地方11戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2010年のトマト特別。

経歴

デビュー前

1歳のとき、グラストレーニングセンターから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

波多野健厩舎（船橋）へ入厩。

2歳（2009年）

9月3日、デビュー戦は左海誠二騎手を鞍上に据えて、2歳（船橋ダート1000m 曇/稍重）に出走。馬体重は483kg。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず5着に敗れた。

9月22日、中2週で迎えた2戦目は、2歳（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を発揮したが、3着に終わった。

11月18日、中7週で迎えた3戦目は、2歳（船橋ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で左海誠二騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず5着に敗れた。

12月8日、中2週で迎えた4戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、2歳（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に終わった。

3歳（2010年）

2月17日、中9週で迎えた5戦目は、3歳（船橋ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は左海誠二騎手（3戦0勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、トップザバードにクビ差交わされて2着となった。

3月9日、中2週で迎えた6戦目は、3歳（船橋ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（4戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るロケットハニーを上がり1位の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

4月13日、中4週で迎えた7戦目は、3歳（船橋ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で左海誠二騎手（5戦1勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり8着に敗れた。

7月6日、約3か月の間隔を開けて迎えた8戦目は、山口達弥騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に終わった。

7月21日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた9戦目は、3歳（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口達弥騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天性の負けじ心を発揮してゴールまで力闘し、3着に入り込んだ。

8月6日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦のトマト特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は左海誠二騎手（6戦1勝）。6頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るカオカオサンタを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて制した。

9月21日、中6週で迎えた11戦目は、横川怜央騎手を鞍上に迎えて、一般C1四五（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では脚が残っておらず13着に終わった。