マスターダッシュ（2010年生、母ダノンエトランゼル）

マスターダッシュ（2010年4月6日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋突進する」。毛色は鹿毛。種牡馬のファスリエフ（当時13歳）と交配したダノンエトランゼルが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）高昭牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方8戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2013年の3歳B3。

経歴

デビュー前

当歳のとき、高昭牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。1歳のとき、高昭牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

岩戸孝樹厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2013年）

5月4日、デビュー戦は西田雄一郎騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/稍重）に出走。馬体重は496kg。14頭立ての8番人気で大外14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では脚が残っておらず13着に終わった。

6月8日、中4週で馬体重を前走から20kg減らして迎えた2戦目は、3歳未勝利（東京ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西田雄一郎騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では末脚がパッとせず15着に終わった。

7月30日、中6週で馬体重を前走から28kg戻して迎えた3戦目は、川添明弘騎手を鞍上に迎えて、3歳B5（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では全く伸びず6着に敗れた。

8月13日、中1週で迎えた4戦目は、藤田弘治騎手を鞍上に迎えて、3歳B6（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。6頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、勝ったポセイドンに詰め切れず、約13馬身差の2着となった。

8月25日、中1週で迎えた5戦目は、3歳B4（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で藤田弘治騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

9月10日、中1週で迎えた6戦目は、吉田晃浩騎手を鞍上に迎えて、3歳B3（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るヒデノモンシェリーを自慢の末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月17日、連闘で迎えた7戦目は、3歳B2（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は藤田弘治騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず5着に敗れた。

9月29日、中1週で迎えた8戦目は、3歳B2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田弘治騎手（3戦0勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ形となり、で馬群を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に敗れた。

10月6日、連闘で迎えた9戦目は、3歳B10（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤田弘治騎手（4戦0勝）。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に敗れた。

10月13日、連闘で迎えた10戦目は、3歳B3（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で藤田弘治騎手（5戦0勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚に勢いがなく5着に終わった。