サダムアロー（1996年生、母ホクザンメモリアル）

サダムアロー（1996年4月24日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のサチエノヒリユウ（当時18歳）と交配したホクザンメモリアルが7歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は川端英幸。戦績は、地方43戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2001年のアラ系4歳以上B3。

経歴

デビュー前

1歳のとき、川端英幸から「北海道9月市場アングロアラブ2歳」に上場され、主取によって円で落札された。同年、川端英幸から「北海道10月市場アングロアラブ2歳」に上場され、広松茂年によって110.25万円で落札された。

岩本正清厩舎（佐賀）へ入厩。

2歳（1998年）

9月26日、デビュー戦は長田進仁騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（佐賀ダート1300m 雨/良）に出走。馬体重は465kg。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

10月24日、中3週で迎えた2戦目は、鶴田知久騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では伸びを欠き6着に終わった。

11月1日、連闘で迎えた3戦目は、アラ系3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鶴田知久騎手（1戦0勝）。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず5着に敗れた。

11月15日、中1週で迎えた4戦目は、アラ系3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鶴田知久騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に終わった。

11月29日、中1週で迎えた5戦目は、アラ系3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で鶴田知久騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。

12月13日、中1週で迎えた6戦目は、アラ系3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で鶴田知久騎手（4戦0勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

3歳（1999年）

1月4日、中2週で迎えた7戦目は、アラ系4歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で鶴田知久騎手（5戦0勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が残っておらず4着に終わった。

1月17日、中1週で迎えた8戦目は、アラ系4歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で鶴田知久騎手（6戦0勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚がパッとせず4着に敗れた。

1月31日、中1週で迎えた9戦目は、アラ系4歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で鶴田知久騎手（7戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を伸ばせず5着に敗れた。

2月15日、中1週で迎えた10戦目は、アラ系4歳（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で鶴田知久騎手（8戦0勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

3月1日、中1週で迎えた11戦目は、アラ系4歳（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で鶴田知久騎手（9戦0勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず8着に敗れた。

7月17日、約4か月半の休養明けで迎えた12戦目は、アラ系4歳（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で鶴田知久騎手（10戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に敗れた。

7月24日、連闘で迎えた13戦目は、アラ系4歳（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は12戦連続で鶴田知久騎手（11戦0勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

8月7日、中1週で迎えた14戦目は、アラ系4歳（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で鶴田知久騎手（12戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では脚が上がってしまい7着に敗れた。

8月21日、中1週で迎えた15戦目は、アラ系4歳（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は14戦連続で鶴田知久騎手（13戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では余力が残っておらず9着に敗れた。

9月4日、中1週で迎えた16戦目は、アラ系4歳（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は15戦連続で鶴田知久騎手（14戦0勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鋭い脚を使えず6着に終わった。

9月19日、中1週で迎えた17戦目は、アラ系4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で鶴田知久騎手（15戦0勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず4着に敗れた。

10月2日、中1週で迎えた18戦目は、アラ系4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は17戦連続で鶴田知久騎手（16戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では全く伸びず6着に敗れた。

10月16日、中1週で迎えた19戦目は、アラ系4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は18戦連続で鶴田知久騎手（17戦0勝）。7頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したアキノブを捕まえ切れず、1馬身差の2着となった。

11月6日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた20戦目は、アラ系4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は長田進仁騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は失速してしまい8着に敗れた。

11月20日、中1週で迎えた21戦目は、アラ系4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は鶴田知久騎手（18戦0勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では全く伸びず7着に終わった。

12月4日、中1週で迎えた22戦目は、アラ系4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で鶴田知久騎手（19戦0勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後はバテてしまい5着に敗れた。

12月18日、中1週で迎えた23戦目は、アラ系4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で鶴田知久騎手（20戦0勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚が止まってしまい7着に敗れた。

12月31日、中1週で迎えた24戦目は、アラ系4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で鶴田知久騎手（21戦0勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では見せ場なく11着に敗れた。

4歳（2000年）

1月9日、連闘で迎えた25戦目は、アラ系5歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で鶴田知久騎手（22戦0勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のインデンスクイーンを半馬身振り切って待望の初勝利を挙げた。

6月19日、約5か月半の休養明けで迎えた26戦目は、アラ系5歳以上B3（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で鶴田知久騎手（23戦1勝）。7頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。最後は一杯になって7着に敗れた。

7月1日、中1週で迎えた27戦目は、アラ系5歳以上B3（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で鶴田知久騎手（24戦1勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。

7月14日、中1週で迎えた28戦目は、アラ系5歳以上B2 B3（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で鶴田知久騎手（25戦1勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。最後はガス欠状態になり8着に終わった。

7月28日、中1週で迎えた29戦目は、アラ系5歳以上B2 B3（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で鶴田知久騎手（26戦1勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見所を作れず5着に終わった。

8月13日、中1週で迎えた30戦目は、アラ系4歳以上B2 B3（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で鶴田知久騎手（27戦1勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず9着に終わった。

10月7日、中7週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた31戦目は、アラ系4歳以上B3（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で鶴田知久騎手（28戦1勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚に勢いがなく4着に終わった。

10月20日、中1週で迎えた32戦目は、アラ系4歳以上B3（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で鶴田知久騎手（29戦1勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びを欠き9着に終わった。

11月12日、中2週で迎えた33戦目は、アラ系4歳以上B3（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で鶴田知久騎手（30戦1勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではいい脚を見せられず10着に終わった。

11月24日、中1週で迎えた34戦目は、アラ系4歳以上B3（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で鶴田知久騎手（31戦1勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に終わった。

12月3日、連闘で迎えた35戦目は、アラ系4歳以上B3（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で鶴田知久騎手（32戦1勝）。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。最後は力尽きて6着に終わった。

12月20日、中1週で迎えた36戦目は、アラ系4歳以上B3（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は16戦連続で鶴田知久騎手（33戦1勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では切れる脚を使えず5着に終わった。

5歳（2001年）

1月3日、中1週で迎えた37戦目は、アラ系4歳以上B3（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で鶴田知久騎手（34戦1勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず4着に終わった。

1月21日、中2週で迎えた38戦目は、アラ系4歳以上B3（佐賀ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は18戦連続で鶴田知久騎手（35戦1勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。

2月10日、中2週で迎えた39戦目は、アラ系4歳以上B3（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は19戦連続で鶴田知久騎手（36戦1勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に終わった。

2月24日、中1週で迎えた40戦目は、アラ系4歳以上B3（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は20戦連続で鶴田知久騎手（37戦1勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚が振るわず5着に終わった。

3月9日、中1週で迎えた41戦目は、アラ系4歳以上B3（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は21戦連続で鶴田知久騎手（38戦1勝）。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のエムエスクインに2馬身の差をつけて2勝目を奪取した。

3月16日、連闘で迎えた42戦目は、アラ系4歳以上B3（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は22戦連続で鶴田知久騎手（39戦2勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず9着に敗れた。

4月14日、中3週で迎えた43戦目は、アラ系4歳以上B3（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は23戦連続で鶴田知久騎手（40戦2勝）。7頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず7着に終わった。