ファームツエンティ（2020年生、母ダノンエレガント）

Firm Twenty

2020.02.22

ファームツエンティ（2020年2月22日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「確固たる+20」。毛色は青鹿毛。種牡馬のキズナ（当時10歳）と交配したダノンエレガントが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は千代田牧場。主な勝ち鞍は2023年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

当歳のとき、千代田牧場から「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、ウエストヒルズによって3,850万円で落札された。

北出成人厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2022年）

9月11日、デビュー戦は亀田温心騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中京芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は444kg。7頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に終わった。

9月24日、中1週で迎えた2戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中京芝2000m 晴/稍重）に出走。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出したが、3着に終わった。

10月23日、中3週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で池添謙一騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で追い上げたが、抜け出したサトノクロークに3/4馬身届かず2着となった。

11月12日、中2週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で池添謙一騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で猛進したが、勝ったセレンディピティにねじ伏せられて4馬身差の2着に敗北した。

12月4日、中2週で迎えた5戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神芝2000m 曇/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では閃光のような末脚を発揮したが、3着に終わった。

3歳（2023年）

4月2日、約4か月の休み明けで迎えた6戦目は、3歳未勝利（阪神芝2400m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は池添謙一騎手（3戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のディアマイサンをハナ差振り切って初白星を挙げた。

5月6日、中4週で迎えた7戦目は、3歳G2の京都新聞杯（京都芝2200m 外回り 小雨/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で池添謙一騎手（4戦1勝）。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず9着に終わった。

9月18日、約4か月半の休養明けで迎えた8戦目は、3歳以上1勝クラス（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で池添謙一騎手（5戦1勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に敗れた。

9月30日、中1週で迎えた9戦目は、3歳以上1勝クラス（阪神芝2600m 外回り 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で池添謙一騎手（6戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、3着に終わった。

10月14日、中1週で迎えた10戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（京都芝2400m 外回り 曇/良）に出走。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚勢が悪くなり9着に終わった。

4歳（2024年）

3月31日、約5か月半の休み明けで迎えた11戦目は、4歳以上1勝クラス（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は池添謙一騎手（7戦1勝）。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に敗れた。

4月21日、中2週で迎えた12戦目は、4歳以上1勝クラス（京都ダート1800m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で池添謙一騎手（8戦1勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では目立つような脚を使えず5着に敗れた。

5月12日、中2週で迎えた13戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（京都芝2000m 小雨/良）に出走。7頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず5着に終わった。

6月1日、中2週で迎えた14戦目は、3歳以上1勝クラス（京都芝2200m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は池添謙一騎手（9戦1勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいいところがなく6着に終わった。