ウインジュリアン（1997年生、母ワールドメロディー）

ウインジュリアン（1997年5月18日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のナグルスキー（当時16歳）と交配したワールドメロディーが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は加藤牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方1戦1勝。2000年の長月特別に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

大和田稔厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2000年）

7月23日、デビュー戦は矢原洋一騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（福島ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は462kg。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びあぐねて7着に敗れた。

8月13日、中2週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 小雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で矢原洋一騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びを欠き8着に敗れた。

8月26日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で矢原洋一騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く10着に終わった。

9月21日、中3週で迎えた4戦目は、3歳オープンの長月特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で矢原洋一騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のジンジャーステップに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

10月8日、中1週で迎えた5戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（東京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で矢原洋一騎手（4戦1勝）。14頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は失速してしまい14着に終わった。

10月14日、連闘で迎えた6戦目は、M.ロバーツ騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見所を作れず8着に終わった。